1994年ドラフト会議指名結果|■ドラフト会議指名結果:1980年~1999年|ドラフトでアソボ 忍者ブログ

ドラフトでアソボ

プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2024は何と言ってもスーパースター明大・宗山塁くんはどこへいくのか!ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/

1994年ドラフト会議指名結果

紀田、嘉勢、城島、河原、山内など
★各球団は指定枠で指名する2選手を、1位、2位の順番をつけて同時に提出。高校生には希望を聞かない。
        日本ハム            横浜    
1 金村秀雄(仙台育英)投  紀田彰一(横浜高校)内   
2 厚沢和幸(国士舘大)投  米  正秀(神戸製鋼)投   
3 桜井幸博(仙台工高)投  福盛和男(都城高校)投
4 島田一輝(N T T関)内  多村  仁(横浜高校)外
5 城石憲之(春共栄出)内  相川亮二(東京学館)捕
6 **********  加藤謙如(駒苫小牧)外

        ロッテ             阪神
1 大村三郎(P L 学園)外  山村宏樹(甲府工高)投
2 黒木知宏(王子紙春)投  北川博敏(日本大学)捕
3 橋本  将(宇和島東)捕  田中秀太(熊本工高)内
4 信原拓人(相生高校)内  川尻哲郎(日産自動)投
5 後藤利幸(三菱神戸)投  矢野正之(霧が丘高)投
6 岸川登俊(東京ガ ス)投  **********
7 池野昌之(富士宮北)捕  **********

       ダイエー           ヤクルト
1 城島健司(別府大付)捕  北川哲也(日産自動)投
2 斉藤  貢(プリンスホテ)投  宮本慎也(プリンスホテ)内
3 本間  満(駒沢大学)内  稲葉篤紀(法政大学)外
4 藤井将雄(日産九州)投  吉元伸二(三菱長崎)外

       近鉄               広島  
1 嘉勢敏弘(北陽高校)投  山内泰幸(日本体大)投
1 田中宏和(桜井商高)投  **********
2 中川隆治(青山学大)投  嶋  重宣(東北高校)投   
3 南真一郎(新日鉄堺)投  朝山東洋(久留米商)外
4 川口憲史(柳川高校)内  高橋  建(ト ヨ タ自)投
5 **********  横山竜士(福井商高)投
6 **********  田村  恵(樟南高校)捕
7 **********  井上紘一(市和歌商)外

       オリックス           中日
1 嘉勢敏弘(北陽高校)投  紀田彰一(横浜高校)内
1 **********  金森隆浩(立命館大)投
2 丸尾英司(佛教大学)投  山田  洋(日通名古)投
3 五島裕二(山学大付)投  山田広二(ト ヨ タ自)内
4 豊田次郎(川鉄神戸)投  原田政彦(東海理化)内
5 **********  三輪敬司(愛工名電)捕
6 **********  大西崇之(ヤオハンジャ)外

        西武              巨人  
1 富岡久貴(東京ガス)投  河原純一(駒沢大学)投
2 小関竜也(国学栃木)外  織田淳哉(早稲田大)投
3 西口文也(立正大学)投  福井敬治(智弁学園)内
4 高木浩之(駒沢大学)内  斎藤宜之(横浜高校)外
5 寺本比呂文(川鉄神)投  高村良嘉(新日鉄光)内
6 山田和幸(早稲田大)内  **********

★大学生右腕の2投手に人気が集中し、山内は地元の広島が逆指名を獲得。もう一人の大物・河原は激しい争奪戦の末に巨人が勝利した。

広島は大学通算31勝で、日米大学野球でMVPを獲得した地元広島の選手の山内をどうしても獲得したかったので、まだ4年生になる前の3月に「1位」をマスコミに公言した。その誠意が伝わって巨人や中日が好条件を提示したが、広島初の逆指名選手が誕生した。とても不思議な投球フォームでしたが14勝を上げ新人王に輝いています。大成功でした。

また河原は東都大学野球連盟の新記録となる3度の最高殊勲選手に輝くなどエースとして活躍した。日米野球でも活躍し、アマ王座決定戦でも社会人王座を破っている右腕は大人気で最終的には、逆指名の主権争いを毎回している巨人とダイエーの争奪戦になり巨人が押し切った。確かに素晴らしい速球を投げていましたが、あまりにも素晴らしい腕の振りのせいか故障が多い選手です。

高校生では、名門横浜高校4番で通算41本塁打の紀田は甲子園1回戦で全打席敬遠気味の四球で、敗退した。逆に評価は高くなり2球団の競合の末横浜へ。しかし、大成することなく引退。ちなみに横浜高校は、3番・斎藤は巨人4位、5番・多村は横浜4位でエースの矢野は法政大を経て横浜の自由枠で入団。この中では圧倒的に多村が大成しました。アマチュアでの評価や実績が確実なものでない事がよくわかります。

もう一人競合した選手が、投打に大物感の漂う嘉勢だった。関西の逸材に対し、関西2球団が競合しオリックスへ。プロ入り後すぐ打者へ転向したが芽が出ず、何と投手へ再転向して中継ぎで活躍するようになった。

サプライズは、超超高校級のキャッチャーであり強打者と言われた城島だった。城島は駒澤大学進学が決まっていて、プロ入り拒否を表明していたが、ダイエーが強行指名。確かにそういう情報もあったが、会場もざわめきました。出来レースでしてやられたかと思いましたが、意外に入団交渉は難航し、プロアマとの関係も悪化した感は否めない。こういう出来事は今までもあり、少し時間はかかりましたが、10年後の2004年からプロ入りの意思確認を提出する「プロ志望届」の制度がスタートする事になる。

ヤクルト3位の稲葉は愛知県出身で中学校時代に通っていたバッティングセンターでポンポン良い当たりを打つ同年代の子がいました。実はそれが364日通い続けたという稲葉の一つ下のイチローでした。豪華な競演ですよね。いまとなっては。ちなみに3年の夏にはイチローの名電に決勝で敗れています。法大に進み活躍していたのを明治大の息子の観戦に来ていたヤクルト野村監督の目に留まり獲得しました。あまりスカウトから高い評価は受けていなかったのですが、やっぱり見る目があるんですね。

他の3位で、西口、福盛、橋本、秀太などの実力派が名を連ねています。

ちょっと変り種の経歴を持っていたのが中日6位の大西です。大阪出身で大阪桐蔭を中退し鹿児島商工へ。亜細亜大学へ進むもこれまた中退し、天城ベースボールクラブを経てヤオハンジャパンからプロ入りという忙しい経歴。好きでそうなったとは思いませんのでかなり苦労をしたと思われます。ムードメーカーとして打撃も向上しレギュラークラスだったが、金銭トレードでライバルの巨人へ移籍するという本人もファンもショックな出来事もあった。

4位以降では、広島4位に高橋建、5位に横山、近鉄4位に川口、ロッテ6位に岸川、阪神4位に川尻、日本ハム5位に城石、横浜4位に多村、5位に相川などがいました。

【1995年新人王】
  セ・リーグ:山内泰幸(広島)新人
  パ・リーグ:平井正史(オリックス)2年目

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