ドラフト2025:ゆく年くる年
★今年もあっという間に年の瀬となりました。少し早いですが、このタイミングで今年最後の投稿となります。ドラフト2025候補は、バラエティに富んでいていつも以上に楽しめた気がします。
色々な場面でコメントしていますが少し参考で載せておきます。
考察:ドラフト会議2025
ドラフト2024:ゆく年くる年
ドラフト会議2025指名結果
いつもは、今の時期ドラフト2026に頭が100%いくのですが、なぜか今年は、ドラフト2025の回想というか、考察とか何か引っ張られる感じがしています。それだけ印象深かったのかもしれません。まずは、
【ドラフト2025:5大ニュース】
1.大学生が上位指名24人中20名と独占
大学生の支配下指名40名は最多(2002年の33人以来)の指名で、1位が9名、2位は何と11名が大学生。明治大学から16年連続指名(1位2名、2位1名)、青山学院大学から3年連続で2名のドラフト1位指名、17年ぶりに大学生捕手の1位指名など凄まじい大学生の人気ぶりでした。大学日本代表からかなりの人数が指名されて、大学代表候補合宿も注目度が上がり、この流れは続きそうな気がします。
高校生は、スケール感重視で時間は少しかかりそうな選手が多い印象で、ある程度身体や技術ができている大学生は入団して22歳で1~3年で一軍戦力になれば若手というくくりでいけるので注目が集まるのでしょう。大学リーグ戦の投手の酷使は何か考えてほしいですが。。。
2.佐々木麟太郎に2球団サプライズ入札
スタンフォード大学へ進んだ佐々木にDeNAとソフトバンクが入札しました。もちろん、ルール上指名は問題ないですが、入団交渉スタートは、5月のMLBドラフトを待つと思われるので、仮に交渉が成立しても2026年中盤までは出場できないなど、ドラフト1位の枠を使うにはリスクが高いことを考えると2位以降の可能性が高いとみられていました。しかし、2球団競合でソフトバンクが引き当てました。
そもそも入団してくれるかわからないので、少しでも心証をよくするためにもソフトバンクとしては1位枠を使って誠意を見せた形です。当然本人はMLBへ行く気持ちが強いが、指名順位が低い、指名なしの場合はNPBもありえるかも。新しいパターンで注目です。
3.「立石ドラフト」のはずが思ったより。。。
当初から、創価大学の右のスラッガー立石正広が一番人気なのは間違いなしで、結果としてもそうなったのですが、少し思っていた入札数までいかなかったのでランクインです。ドラフト会議の直近まで5~8球団は行くぞという感じでした。結果は3球団の入札(広島、日本ハム、阪神)で阪神藤川監督が引き当てました。ちなみに公言は、広島が立石、西武が小島大河、巨人が竹丸和幸と3球団でした。広島が引き当てる流れと思っていましたが。
上記の佐々木麟太郎のサプライズ入札で、空気をそちらに持っていかれた感はありました。1位指名は、高校生2名、大学生9名、社会人1名。また投手が6名、野手6名となり、予想通り立石に代表されるように大学生野手豊作の年となりました。阪神は2位も谷端将伍と凄い補強となりました。
4.北海道出身が支配下指名で最多に
今回の支配下指名73名中、北海道出身者が10名(14%)指名されました。ちなみに育成では4名で神奈川(支配下8名、育成6名、日本人口比7.4%)とトータルでも1位タイです。日本の人口比4.1%ほどなので、その高さが際立っています。日本ハムが、東京から北海道へフランチャイズを移したのが2004年なので移動して21年となります。その間に、野球少年が野球を身近に感じることができて野球人口が増え、プロを目指す人が増えたのかもしれませんね。
私も、中日ドラゴンズが身近にあったのでファンになり、ドラフトに関心を持ちました。(選手としては目指していませんが。。。)その影響は必ずあると思います。北海学園大学から、支配下2名、育成1名の3名指名や、ドラフト1位で石垣元気、平川蓮の2名が指名され、北海道日本ハムは、支配下で藤森海斗、育成で常谷拓輝と2名指名と北海道激熱の年となりました。
5.今年はオリックスがドリームドラフト
昨年は、日本ハムがそんな感じでしたが、今年はオリックスが指名7人中5名が高校生で1~4位まで高校生。育成でも4名中1名が高校生でした。ドリームドラフトと言うと、何かとんでもないことが起こっているのでは?と思われると思いますが、今はまだ起こっていないが、伸びしろやスケールたっぷりの彼らが育つと山下俊平太のような選手が出現する可能性が高いのではというドリームとなっています。
オリックスは、今シーズン3位で来年は首位を奪還したい年になると思います。連覇していたころの投手陣が他へ出て行ったり、怪我したりで投手陣を中心に厳しいのにも関わらず高校生でいきました。答え合わせは少し先になりますが、とても注目していきたいですね。
【ドラフト2026展望】
ドラフト候補2026:高校生
ドラフト候補2026:大学生社会人
ドラフト予想アソビ2026
ドラフト2026上位24人は誰だ
ドラフト2026は、投手中心に良い選手が多く、捕手や外野手に高素材が多い感じがしています。しかしながら懸念事項が出てきました。佐藤幻瑛(仙台大学)投手が、アメリカの大学へ編入してMLBの指名を待つという情報が入ってきました。またスケールの大きな高校生投手が多くMLBスカウトが本気で狙っているとの情報もあります。
自分的には、本人の人生なので、自身の信じた道を選択すればよいと思っているので、ドラフト予想アソビから候補が減るのは残念ですが、基本支持をしたいですね。基本的には、投手を補強しやすい年となりそうです。
ドラフト2025との大きな違いは、大型内野手が少ないかなと思います。ただし、その大型選手の陰に隠れて目立たなかった、出場機会が限られた選手もいるでしょうし、またここから成長して出てくる選手も多くいると思うので、そのあたりを注意深く見ていきたいところです。
高校生の高素材が投手を中心に多いので、今年のように大学生が大きく幅を利かせては来るでしょうが、それでも、その中に食い込める選手が多くいるので楽しみが増えそうです。
社会人で衝撃のニュースが。。。最近成績があまり振るわなかったパナソニックが来年で休部という情報が来ました。社会人野球は今後も続くでしょうが、今後益々会社の費用対効果を見られてくるかもしれません。独立リーグに良い選手が流れているのかもしれないですね。こちらも今後要注目です。
展望の方は、ちょっと少な目でこんな感じです。ドラフト予想アソビは与えられた題材を使って予想をしていくので、どうなろうとその中で楽しんでいくことには変わりありません。来年も楽しんでいこうと思います。一年一年歳を取るわけですが、その興味は衰えないですねえ。
それでは、良いお年を!
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