プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
プロ注目の剛速球右腕、創志学園のエース・高田萌生投手(3年)が、自己新となる154キロをたたき出した。2回戦(対津山)でこれまでの150キロを1キロ上回る151キロを計測していた高田だが、この日は「序盤からギアを上げた」と初回から140キロ終盤の速球を連発。そして二回、1死無走者で岡山理大付の5番・亀川を迎えると、2ストライクからの3球目、わずかに浮いた球は球場表示で「154」。スタンドがドッとわき、視察に訪れた6球団のスカウトたちも“金の卵”の成長ぶりににっこりだ。1-2から151キロで亀川を空振り三振に打ち取ると、中盤からは140キロ前後に落として、バランス重視の投球。そして九回には再び150キロ台連発と、自在のマウンドさばきで3安打完封勝利、チームをベスト4に導いた。高田は「スタンドの声でスピードが出たのは分かりました。『何キロくらいだろう』とは思いました」と話しながらも「スピードを追ってないので、もう(更新は)いいかな」と大人の対応。昨年は県大会決勝で敗れた。高田のモチベーションは、球速ではなく、投手としての完成度、そして甲子園制覇だ。「しっかりと、間合いを取る。9イニングを3つに分けて、立ち上がりは飛ばす、中盤抑えて、終盤にまた上げる、という配分を考える」と、強豪・岡山理大付を相手にしてさえ試合を支配する投球術を身につけた。あと2つ。気は抜けないが間違いなく、県優勝最右翼だ。