プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
作新学院のプロ注目右腕・今井達也投手(3年)が準々決勝の文星芸大付戦に先発し、公式戦初完投勝利を挙げた。4失点を喫したものの、自己最速タイの149キロをマーク。集まった10球団のスカウトも高評価を与えた。小雨が降る中でのマウンド。最後まで今井の球威は衰えなかった。最終回も140キロ台後半を連発。150球の熱投で公式戦初完投勝利を飾った右腕は「自分一人で投げ切って勝ちたいと思っていた」とはにかんだ。初回から自己最速タイの149キロを計測。「キャッチボールからいい球がいっていた」と振り返る。一方でボールが暴れ、6四球。4失点すべてに四球が絡み「課題です」と反省を忘れなかったが、高い存在感を示した。今春は登板せず、ウエートや走り込みを中心に鍛えた。今大会は6連覇がかかることから、400メートルの目標タイムを1分6秒に設定するなど「6」の入った数字を絡めての鍛錬。投げない日々の中、モチベーションを高めて初完投につなげた。ネット裏には10球団のスカウトが集結。阪神・平塚スカウトは「真っすぐに力がある。いい素材なのは間違いない」と話せば、巨人・山下スカウト部長は「フォームのバランスがいい。2位までに消えるんじゃないか」と高評価を口にした。昨年の秋季大会で敗れた相手に雪辱し、4強進出。エースは「あと2勝。一つ一つ勝っていく」と力を込めた。昨夏はメンバー落ちし、アルプスから見つめた聖地のマウンド。今年は自らの腕で、全国の舞台への道を切り開く。