東北楽天:ドラフト2016戦略会議(5月号)
★2016年のNPBも1か月が経ちました。今の結果がそのままとは思いませんが、今の現状や選手の状況を考えてどの選手を狙おうか考えてみたいと思います。
【チーム状況】
パ・リーグは2強4弱の状況で楽天は、5月4日現在借金3の4位で3位から6位は差はほとんどありません。防御率は5位の4.09。打率は2位の.262。本塁打はダントツの最下位ですが得点は足も絡め4位という感じです。
先発は、則本、塩見、釜田、美馬は安定した投球でこの4人で8勝2敗と勝ち星も少ないが試合は作っているという感じです。ということで他の先発と中継ぎに負けが付いていることがわかります。松井も安定感がなく青山が不調で全体的に不安定に映ります。外国人投手はあまり機能していません。
打撃陣で全試合に出場しているのはウィーラー、銀次とルーキーの茂木です。他のレギュラークラスは打数は少ない選手もいますが率を残していてチーム打率2位となっています。嶋の好調さも効いています。レギュラークラスは全体的に大ベテランはいなく若手も茂木以外いないという状況ですぐに困るチーム状況ではないですが長距離砲がいないですね。右投げ左打ちが多い。
【補強ポイント】
オコエ、安楽、松井、森と積極的に高校生を1位指名していますし、以降も高校生の指名が目立ちます。この選手たちはいずれ屋台骨を背負うことができるでしょう。その方針は継続しつつウィークポイントを埋めていくことが必要です。単純に見渡すと「即戦力の中継ぎ」と「右の強打者」ですね。
【お勧め選手】
・寺島成輝(履正社高)投:高校生の1等賞いきましょう
・星 知弥(明治大学)投:MAX154キロで中継ぎ向き
・藤本知輝(JFE西日)外:181cm89kgの右の長距離砲
★楽天は創設当時の選手がいなくなり新たなステージに入りました。ドラフト方針は素材が優れている選手を上位で獲得し中位以降は補強ポイントを埋める感じです。同じポジションを複数指名も辞さず的なわかりやすさです。法則的にはあまり出ていませんが、この方針は個人的に好きです。
PR