http://draftdeasobo.atgj.net/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E8%AB%87%E7%BE%A9/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E4%BC%9A%E8%AD%B02020%E3%81%B5%E3%82%8A%E3%81%8B%E3%81%88%E3%82%8A%EF%BC%9A%E3%83%91%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0%E7%B7%A8ドラフト会議2020ふりかえり:パ・リーグ編
もう一度落ち着いて見てみましょう
★何もかもが異例だった2020年のプロ野球&ドラフト会議。指名の中身はどうだったのかな?当日に「
ドラフト会議2020勝手に評価」でその時の感想を書きましたが、今になって何か気付きや変化があったのか見ていこうと思います。
一つはプロ志望選手がめちゃくちゃ多くなりました。これは、大学や社会人野球でこのコロナ対策での制限よりプロ野球のほうが心置きなく野球ができる、また就職活動も不透明ということもあったかな。結果的には育成枠指名が多くなり、この答えは3年後かな。
「
ドラフト2020会議指名結果」
【
オリックス】
チーム防御率と打率はリーグでも真ん中ぐらいの順位ながら得失点差が非常に悪く断トツの最下位となった。投手は先発枚数はまずまずシーズン通して固定ができました。昨年1位の宮城が初勝利を後半挙げ来年に期待が持てます。中継ぎもまずまず頑張った感じです。吉田凌は収穫ですね。野手陣は吉田正、T岡田以外は100試合出ていない状況は打線を組むのに苦しんだ感じです。
このような状況でオリックスは早々と佐藤輝の入札を公言していました。しかしながら1/4を引くことはかないませんでした。さてそれでは外れ1位は、、、
山下!でした。スーパーロマン枠の大型右腕は時間はかかるかもしれませんが期待しかない投手ですね。ここからも最近の流れの育成へ舵を切ったことをしっかり守った指名を展開し育成含め高校生を7名指名しました。
元、
来田、
中川拓は特徴がありレギュラーになれる選手になりそうなメンツです。もちろん時間はかかると思いますが。
中川颯は希少な長身アンダースローで即戦力もありそう。またサプライズは
阿部でした。2年前にオールドルーキーですが活躍していたので候補に入れていましたが27歳での指名。新人王を獲るような活躍を期待したいですね。
先回は
85点でした。まあそれでいいかな。
【
北海道日本ハム】
投打ともにオリックスと似たような数字で2年連続5位となっています。投手で先発陣はシーズン通してローテはほぼ固定されていましたが全体的に防御率がもう一つだったこと中継ぎ陣も安定感がなかったことが厳しさの要因でした。期待の河野、吉田輝も期待ほどではありませんでしたが経験値は詰めたと思います。
野手は、ある程度固定されています。西川や中田、あたりは近い将来移籍の可能性もなくはないので次の世代が欲しいところです。渡邉が完全にレギュラーとなり清宮はもう一息、平沼が使えるめどが立ちそうです。
先回も書きましたが、日本ハムらしくないファンがこうなってほしいと考える願望ドラフトのような結果でした。道産子を3人伊藤、根本、今川と指名しました。
伊藤はもちろん素晴らしい投手ですが普通なら早川や佐藤輝に参戦していたはずです。そこから野手を3名指名したのはやはりチーム状況からのことでしょう。
五十幡はまさに西川の後釜。
古川はもちろん捕手としても期待ですが打撃を活かし近藤みたいなパターンもありそうです。
細川は内外野守れて打撃技術がありますから早く出てきそうです。
根本はニーズにも合致しました。
今川は上位で私は考えていましたが指名なしの可能性もある中、社会人野手を獲らない日本ハムが指名し安堵。明るいキャラで活躍しそうです。
先回は
100点にしましたが、よいでしょう。
【
東北楽天】
シーズン前半は首位争いを演じましたが、段々と投手陣が不安定になりBクラスになってしまいました。その投手陣は先発は経験豊かな投手が多くまずまずの成績ですが良いとは言えない感じで則本が2シーズンもう一つでした。松井を先発に回したことで中継ぎ陣が厳しくなったかな。何にしてもベテランを脅かす若手がもっと出てきてほしいですね。
野手は、移籍組の浅村、鈴木大、ロメロやルーキーの小深田の活躍で悪くない状況ではありました。ここ最近野手を多く補強したので若手に素晴らしい素材がいますから、投手中心の指名となりました。
早川を入札し引き当てた石井GMがそのまま監督になったので早川を大投手に育てていただきましょう。こういった投手は評価通りに活躍してほしいと心から思います。
高田と
内間は速さもありますが試合を作れる技巧派と思いますからうまくはまるかもしれないですね。
藤井は少し評価が下がったのか3位残りはラッキーでした。苦労人左腕は応援したいです。唯一の野手
入江はもっと上かなと思いましたが、球団によって評価が割れて残ったかな。
内は育成でもと思われましたが育成になると先にいかれる可能性があった結果かも。その育成で石田は上出来かな。
点数は
100点としましたが、文句ないです。
【
埼玉西武】
自慢の打線が影を潜め、投手陣もそこまで上がらずという状況でも何とかAクラスに入った。投手で先発陣は厳しいなあ柱が欲しいなあという感じ。ただし若い投手がある程度投げられる目途はたったかな。中継ぎ陣は増田、平良、森脇などがキレッキレでしたから勝ちゲームを確実に拾えたのが大きいかな。
野手は、全体的に不調でそうなると元々打率が低いことが悪目立ちしてしまいました。年齢も上がり次の世代の準備が必要になってきました。
入札は早川でした。そこで獲得して野手指名に専念したかったことでしょうがそう上手くいきませんでした。
渡部は、どうしても欲しかったので2位でどこかに先に指名されると一生後悔するといった感じかな。この秋のリーグ戦での神がかった打撃をプロでも期待したいですね。
佐々木も夏秋の投球で決めた感じですが吉と出るか。その後は野手を4人、投手1人という比率でした。
山村、
若林、
ブランドン、
仲三河と特徴がありパンチ力がある個性派が並んでいます。山村の柔らかい打撃は評価が高かったですね。投手は大曲は準硬式野球の星として活躍が期待されます。育成では投手3人、外野手2人でした。
予測不明の西武のドラフトは高得点をつけにくいので
80点のままで。
【
千葉ロッテ】
投打の粘り強い戦いで2位へ滑り込みました。投手で先発陣はローテは完全固定という形で10QS以上が4人いましたが防御率はもう一つでした。中継ぎは素晴らしい安定感でした。中盤に澤村、後半にチェン・ウェインが加入しさらにいい感じになりました。鈴木大の人的補償の小野の活躍も見逃せないですね。松永が離脱し左腕不足が露呈されました。
野手陣は、打率が低く打ち合いには弱いかな。安田がほぼシーズン通して出たことが最高の収穫。藤原や佐藤都などが来期に期待が持てる内容でした。平沢頑張れ!何にしても左打者ばかりになりそうな感じで、今のベテラン右打者の後継は急務。
入札は、地元でもある早川を早々公表したものの残念。それでも
鈴木昭では引き当てて左腕投手を確保できました。それ以降は思ったような指名ではなかったかな。
中森は素晴らしいですが右投手はかなりたくさんいますから右打者が欲しかったのではと思いましたがお眼鏡に適う選手がいなかったかな。3位の
小川も右投げ左打ち。大学遊撃守備NO.1野手だとは思いますが。
河村は中継ぎですぐ使えるかな。最後に
西川を指名して少しモヤモヤが晴れました。西川はもっと上で指名されると思っていましたが少し夏の打撃の印象が悪かった感じです。地元の選手でもありある意味ロッテとしてはラッキーでした。
西川獲得でプラス5点で95点にしましたが、やっぱ付けすぎかな。
90点で。
【
福岡ソフトバンク】
超強力投手陣と長打力や機動力で他チームを圧倒して14ゲーム差で優勝。投手の先発陣6名は全員防御率2点台。中継ぎも十分すぎる成績。武田、岩崎、甲斐野、加治屋など不調でも関係なし。モイネロは凄すぎます。しっかり若手も経験をしているしファームも優勝して手が付けられないですね。
逆に野手は、異次元の柳田以外はそこまでの数字ではありません。内川は戦力外、松田も衰えてきました。周東、栗原のブレイクはよい情報ですが、確実に世代交代を迫られる局面に来ています。とにかく野手の指名に集中するだろうとは思いました。
入札は佐藤輝でした。ちょっとソフトバンクで育ててほしいというちょっと気持ちもでちゃいましたが引けず。外れ1位は牧と思われましたが
井上を優先しました。松田の後継者としては申し分ない素材です。2位が凄かった。
笹川はいわゆる超ロマン枠で育成指名でイの一番でいくような超大型外野手です。ですから2位は驚きました。ソフトバンクは別にすぐは困らないのでなせる業かな。
牧原は打撃優先の捕手。
川原田も独特の評価。
田上もまさに今から育てていくタイプ。
育成枠は投手5人、捕手、内野手、外野手各1人の8名でした。もう本指名と育成枠の境界がない感じです。
評価がしにくいので
80点にしています。それでいきましょう。
★やはりセ・リーグよりパ・リーグのほうが攻めた指名が多い気がしますね。
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