東京ヤクルト:ドラフト戦略検討2025
★いつも浅い考察ではありますが、球団別にチーム状況などを自分なりに頭を整理したいのでやっていきます。【5月17日更新】
◆チーム状況
現在12勝21敗1分の6位。防御率ダントツの最下位、自慢の打線も5位です。本塁打4位、失策も5位、盗塁がダントツの最下位とすべてがふるわず。原因は、はっきりしていてケガ人の多さと投手陣がそもそも足りていない感じがしています。今が底という考え方もありますが、二軍も最下位で下からグイグイ上がる感じは今のところ厳しいです。
◆投手陣状況
先発は、小川、吉村、奥川、ランバート、山野、高梨、石川、高橋奎、アビラとそこまで人が代わっているわけではないですが、打線の強力な援護がない中苦しい展開になりがちかも。それにして毎年黙々と投げ続ける小川は本当に宝ですね!
問題なのは中継ぎ陣です。先発防御率が3.37に対し救援防御率が3.72です。阪神の1.60と比べ倍以上悪いです。抑えの石山、木澤、荘司、小澤あたりは良いですが、次が出てこないうえに荘司が怪我をしたようで登録抹消。先発が早い回に降板すると非常に厳しいことが数字だけで窺われます。
ファームで期待の中村優が投げられているし、山下と昇格した下川もいい感じで登板しているので先発は何とかいけるかな。中継ぎ候補では、育成の沼田と西濱が良い感じではあります。
◆打撃陣状況
優良外国人のサンタナ&オスナはそれなりに打っていてこの状況は、今後も厳しい展開になりそうです。打線で気を吐いていた茂木は、ヤクルト伝統のいる人をうまく使うパターンで活躍も昨日体調不良でベンチ外に。村上、長岡、塩見がいなくて山田哲、中村悠、西川なども不振。主力が戻ってきて、不振選手の調子が上がることを願う、という戦略しか思い浮かばないです。投げやりな言い方かもしれませんが、昨年は超強力打線だったので、今の現状が底打ちだと思うという考えに落ち着きます。
【補強ポイント】
当然投手は欲しいのですが、村上のメジャー挑戦が1年ズレるにしろ近々いなくなる可能性は高いので野手の中心になれそうな選手が最優先かもしれません。もちろん西村、澤井、モイセエフなどがその候補として獲っているので覚醒して欲しいでしょうが、少し時間はかかるのかな。
中継ぎ投手に目を向けると、石山はとても頼もしいですが、もう36歳です。清水や大西を含めて少数精鋭で勤続疲労が心配です。速球が強くて勝負球を持っている投手を何人でも欲しい。左腕が欲しいところですが、そんなことも言ってられない。
年齢などバランス重視?タイプのヤクルトですが、緊急事態なので今年は、大学社会人で全枠埋めても良いと思います。
【おすすめ選手&予想】
昨年の中村優斗のような、「この投手で間違いない!」、という選手が、いまのところ決まりかねている状況なので、それなら、野手NO.1の立石正広(創価大学)が一番適任だと思います。今は二塁を守って地ますが、三塁にどっかり座ってくれるイメージができます。野手の外国人はこれ以上補強ができないが、投手は外国人補強で強化がまだできるというのも理由で。
外れ1位としては、同タイプの谷端将伍(日本大学)か、中継ぎ陣強化で堀越啓太(東北福祉大)なんて残っていたら良いかもです。
2位以降ですが、立石、谷端を獲れなかった場合に松下歩叶(法政大学)、高橋隆慶(JR東日本)が残っていたらいって欲しいところです。力強い速球だとMAX159キロの工藤泰己(北海学園大)も捨てがたいところです。
荘司の成功もあるので、2人とも右ですが、野中太陽(三菱重工East)や谷幸之助(JR東日本)あたりの中継ぎで登板している投手はマークしたいところです。左腕では、岩城颯空(中央大学)や岩本龍之介(JFE西日本)あたり使えそうな気がします。こういうタイプを2枚は欲しいです。
野手に目を向けると、二遊間で即戦力になりそうな大塚瑠晏(東海大学)や成瀬脩人(NTT西日本)などが確保できると心強そうです。
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