プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
ドラフトに間に合った! 東京新大学リーグ、流通経大の最速155キロ右腕、生田目(なばため)翼投手(4年)が2日、茨城・牛久市の同大グラウンドで行われた金沢学院大との練習試合で、昨年10月3日以来となる実戦登板を果たした。右肩痛に苦しんできたが、最速153キロの直球を中心に2回無安打無失点、3三振を奪って復活。10月20日のドラフト会議に向け、プロ志望届の提出を明言した。満を持して上がったマウンドで、生田目が躍り、跳ねた。六回に2番手で登板し、2人目の右打者・金山を外角低めへの153キロの直球で見逃し三振。3人目をフォークボールで空振り三振に仕留めると、七回も1三振を含む3者凡退。18球で2回を完全に抑えた。「捕手の構えたところに決まった。2イニング目は打者が早打ちしてきて、もっと投げたい球があったんですが、きょうの100%を出せた」昨年6月、3年だった生田目は全日本大学選手権で流通経大を準優勝に導いた。150キロを超える直球とフォークボールで1年後のドラフトの目玉に急浮上。「夢は公務員」と話すなど、ユニークな言動も注目された。だが10月3日の東京新大学リーグ、駿河台大戦を最後に、右肘の炎症で実戦を離れた。さらに今春は右肩を痛めた。7月の投球再開後も違和感は消えず、トレーナーと一から調べ直した結果、背中側に比べて胸部の筋力が弱く、投球後に痛みが出ると判明。腕立て伏せなどで鍛え直し、ようやくこの日を迎えた。 「今は、プロでできたらと思っている。最後の秋だから、その前に創価大の田中(正義投手)と投げ合えたらいい」 生田目は10月20日のドラフトに向け、プロ志望届を提出することを明言した。この日はDeNA、巨人、中日が視察。DeNA・武居スカウトも「(快速球が)戻ってきた。あとはリーグ戦で」と安堵した。秋季リーグ戦では救援から徐々に回数を延ばし、10月15日からの創価大戦で、同じく春は故障に泣いた田中と投げ合うのが目標だ。 (赤堀宏幸) 生田目の好投に流通経大・中道監督 「あとは、投げた翌日の状態がどうか、だけですね。張りは当たり前なので、痛みさえなければOK」 六回に153キロの直球で見逃し三振に倒れた金沢学院大・金山 「スライダーの大きさに驚いた。153キロを打てないと、上のステージで戦えませんね」★ドラフト2016のキーになる投手ですね。3年生のときのあの勢いは魅力満載でした。残念ながらケガしてしまい1位も可能性あるし下位、選外になるかもという状況でした。ひとつ救いは野手としての需要もありえるから最悪下位指名はあるとは思っていました。
生田目 翼(なばため・つばさ) 1995(平成7)年2月19日生まれ、21歳。茨城・常陸大宮市出身。小学4年時に硬式の常陸大宮リトルで野球を始め、大宮二中では遊撃手を務めた。水戸工高では3年夏に「4番・投手」で茨城8強。流通経大では2年春からリーグ戦に登板。3年春はリーグ戦を制し、全日本大学選手権で準優勝。最速155キロ。1メートル74、76キロ。右投げ右打ち。家族は両親と兄、弟。