過去のドラフト2位指名の選手たち
★ふと思ったことをやってみたいと思います。ドラフト2位指名というと1位に漏れた選手かもしれませんが、あっと驚く指名も多くあり球団の浮沈を握るスカウトの腕の見せどころではないでしょうか。最近の指名成功例の選手を挙げながら何か出てくるか出てこないかを探ってみたいと思います。「過去のドラフト指名結果」
◎2010年ドラフト会議「指名結果」「当時のドラフト予想アソビ2010」
この年は何と言っても大学生投手が大豊作。しかしこの年には球界を代表する野手が多く指名されています。2位以外だと1位で山田哲人3位に秋山翔吾がいますよ。
・柳田悠岐(広島商-広島経大)外野手
デカいけど足が速い。地方リーグで長打も打っている
アスリート系が流行りだして上位もあるのでは?という
感じだが確信持てず。2位で指名されホッと一安心
・西川遥輝(智辯和歌山)外野手
西川は超有名な天才で人気のアスリート系。ただし怪我
もあり春先の1位から3位ぐらいに予想を落としていました。
しかしながら2位指名に感慨が深かった
・牧田和久(静清工-平国大-日本通運)投手
活躍はしていましたが、アンダーハンドが上位にいくことは
なかなかないので4位ぐらいで予想。ここまで凄くなるとは
驚きでした。変則投法を強く気にしだしました
◎2011年ドラフト会議「指名結果」「当時のドラフト予想アソビ2011」
昨年のドラフトが派手だったこともあり少し地味目。活躍比率も低めかな。3位以降では鈴木大地、田島慎二、近藤健介、益田直也など。
・菊地涼介(武工大二-中京学院大)内野手
中京学院大という事で中日地元枠で注目していました。が
2位というのはちょっと予想できませんでしたね。小柄でも
守備走塁に強い打撃もあったのに。
・釜田佳直(金沢高)投手
この年の高校生投手はなかなかでしたが、そのトップ評価は
武田翔太と釜田でした。しかしながら釜田は2位指名。2年が
ピークと見られた感はありました。
◎2012年ドラフト会議「指名結果」「当時のドラフト予想アソビ2012」
この年が大谷ドラフトです。大谷翔平がメジャー路線を強く出したので藤浪晋太郎に目が向きましたが、意外に分散傾向でした。3位以降では井納翔一、田村龍弘、高橋朋己など
・則本昴大(八幡商-三重中京大)投手
私のドラフト予想史上かなりの後悔。地元の則本は春先上位で
予想していましたが、情報が地方リーグという事もありなくなり
もしくは見逃し、予想から外しました。2位指名を見て衝撃が!
・小川泰弘(成章高-創価大)投手
こちらも中日の地元枠でした。彼のネックは身長とトルネード投法
という異色の投手。実績は抜群だったが3位くらいの予想でした。
地方リーグの実績はかなり素直に受け入れるべきなのかも
・鈴木誠也(二松学舎大付)投手、内野手
広島はこの年2度投手を抽選を外し投手が指名ゼロ(投手だが
野手評価もいる)逆にこう言ったときは、その中から飛び抜けた
選手が出てくるもの。上位指名には驚き
◎2013年ドラフト会議「指名結果」「当時のドラフト予想アソビ2013」
社会人と捕手に注目が集まる珍しい年。私が仕事が忙しくなりかなり情報が少なくなった年ということもあり難しかったですね。3位以降では秋吉亮、高梨裕稔、三上朋也、祖父江大輔、田中広輔など社会人が並びます。
・又吉克樹(西原-環太平洋大-IL香川)投手
独立リーグ最高の指名順位。もちろん私はノーマークでした。
IL入団一年目で急成長しシンデレラボーイに。カバーする範囲が
さらに広がりましたね
・森唯斗(海部-三菱自動車倉敷オーシャンズ)投手
またまたノーマークの高卒4年目の社会人。指名されてからも
無関心でしたが、その活躍してから見直し(反省)。都市対抗の
補強選手はやはりしっかりチェック
◎2014年ドラフト会議「指名結果」「当時のドラフト予想アソビ2014」
全体的には不作の年。不作が故に目玉の有原航平と安楽智大に思いのほか行かず、確実にその次を獲得した球団も目立った。3位以降は倉本寿彦、高木勇人、西野真弘など
・石田健大(広島工-法政大)投手
ドラフト1位は間違いないな、と思っていましたが、4年生時に
ケガで不調になり評価が上がらず指名漏れし2位指名。ケガの
具合を判断するのは難しいところです
・戸根千明(石見智翠館-日大)投手
長身ではないが力強い速球を投げる左腕は上位とはいうものの
案外候補に左腕が多く、どうしても見栄えから長身の方を優先
しがち。見極めが難しいですね
★さて、何か見えたかというと。。。 1,2位指名でも活躍する選手の確率は決して高くはないですね。また、高校生は育成に時間がかかるのも実感します。まあ、ただの振り返りでした。
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