ドラフト会議2014展望:中間報告(8月12日号)|◎ドラフト談義|ドラフトでアソボ 忍者ブログ

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プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/

ドラフト会議2014展望:中間報告(8月12日号)

今年のドラフトはどうなのかな?
ドラフト上位の顔ぶれ
★今年の春の時点で、ドラフト2014の顔は、安楽智大(済美高校)と有原航平(早稲田大)でした。これは今も変わってはいないですね。

安楽は夏の予選敗退でこれ以上観れないですが、怪我や精神面も問題なさそうなので入札競合は間違いなしです。最近ドラフト上位の高卒投手が1年目から活躍していますから即戦力投手を欲している球団でも選択肢に入ってきます。

有原は3年までは、凄い球を投げながら結果は物足りませんでした。今春に5勝したものの全国大会へ出れずディープインパクトまではいきませんでした。さらに大学日本代表にまさかの落選となりました。落選理由が「創価大2年・田中正義と同タイプなのでどちらかを選ぶにあたり田中を選んだ」ということで、確かに田中は185cmの長身からMAX154キロの速球を投げ込み素晴らしいですが、「同タイプでも有原は必要」と言わせれないところに少し不安が残ります。逆にこれを発奮材料に秋活躍して欲しいです。何にしましても入札は間違いなしです。
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ここから上位12人に入りそうな選手を挙げていきましょう。

安楽が怪我をしていたときにグイグイとスカウトの評価を上げた投手がいました。松本裕樹(盛岡大付)がMAX150キロの速球と打撃でも注目を得ました。12球団揃って絶賛していますから流れによっては入札も十分ありえますね。ソフトバンクあたりが熱心かな。

高校生野手で高評価を得ている選手が2人います。栗原陵矢(春江工)と浅間大基(横浜高校)です。

栗原はフットワークがとてもよく走攻守揃ったキャッチャーです。よくいる強肩強打のごっつい大型キャッチャーと違い希少性もありそうです。圧倒的な1位ではないかもしれませんが、キャッチャーを欲する球団は是が非でも欲しい選手だと思います。中日が熱心かな。

浅間は超良いですね!すべてにスター性を感じます。仮に外野手を最優先で考えている球団があれば文句なしで入札すべきだと思います。あまりにも浅間の姿が人目にとまるので、チームメイトの長距離砲の高濱祐仁が霞んでしまう感じ。巨人が狙っていますね。
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大学生ではW山崎がずっとレベルを保っています。山崎福也(明治大学)と山崎康晃(亜細亜大学)です。大学全日本にも選ばれています。

山崎福は大型の左腕投手からの速球と多彩な変化球が魅力です。元巨人の父を持つサラブレッドで高校3年センバツ決勝で興南・島袋洋奨(現中央大学)と投げ合ったが敗退。夏は主に一塁手で出場していました。しかし、大学では山崎福の方が目立つ活躍をしています。左腕投手が欲しい球団は入札もあるかな。オリックスあたりありそう。

山崎康は帝京高校では高島・平原・鈴木・伊藤、大学では東浜・九里などがいて目立つことができなかったが、ここへきて文句なしの即戦力投手候補になりました。低目が伸びる速球と多彩な変化球で日米大学野球でMVP獲得。ある意味一番間違いはなさそうな1位候補として存在感を示すでしょう。

代表落選ですが、石田健大(法政大学)もよいです。左腕からクロスファイアーは素晴らしいです。決め球はスライダーで度胸もよくプロ向きな気がします。広島工出身で高校時代も広陵・有原と並び1位候補でしたが、2人とも大学進学を選びプロ拒否。地元の広島が狙っている気がします。

変り種というか国立大の投手2人がプロを志望すれば冗談なしに指名されると思います。七原優介(名古屋大学)と田中英祐(京都大学)です。

特に七原は1位候補です。素晴らしい速球を投げる。しかしながらトヨタ自動車へいくことを公言していて今のところはプロ拒否の姿勢。しかし、プロとしてはこのまま黙っていないと思われるので熱烈アピールをしていくでしょう。ソフトバンクが熱心です。

社会人の一番星は高木伴(NTT東日本)です。やはり激しい戦いを繰り広げる社会人野球で結果を出している安心感はスカウトにとって非常に評価するところです。社会人は秋まで何が起こるかわかりませんので他の選手を含めて目が離せません。
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上位陣はこんな感じです。青字の選手が10名です。七原が拒否なので9名。他の高校・大学生もプロ拒否の可能性も秘めるのでそこでも変わってきます。

球団の考え方で、「どうしても長距離砲が欲しい」などとテーマが固定されていると、「おっ!」という選手が上位指名になることもあります。そこらへんも含めて今後も注目していこうと思います。
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今年の傾向
高校生は、少し「不作」気味だと思います。上記の2人以外の高校生投手では、高橋光成(前橋育英)田嶋大樹(佐野日大)塹江敦哉(高松北高)あたりが続きます。高橋は即戦力も期待できそうな完成度。田嶋&塹江は快速左腕なのでニーズが高いです。1位でも不思議ではありません。
続いて、佐野皓大(大分高校)立田将太(大和広陵)小野郁(西日本短大付)かな。ちょっと少ないかな。もちろん他にも候補はたくさんいますが、高校生は特に大学進学組も多いので不透明ではありますね。不作だからといって高校生は、プロに入ってからはどう化けるかはわかりませんので、期待できないわけではないです。
プルート注目は善武士(多良木高)の将来性に期待です。
高校生野手も上記の2人+高濱に加え、清水優心(九州国際大付)岡本和真(智弁学園)は1位指名もありうる素材です。共通点は右の大砲ということです。清水は強肩捕手なのでプラスαの評価もありますが、岡本は一塁手ということで、岡本は高校生バッターNO.1だと思いますが、ショートを守れる高濱のほうがニーズは高いかもです。
続くのは、桑原樹(常葉菊川)と宗佑磨(横浜隼人)、幸山一大(富山第一)あたりです。桑原&宗は人気のアスリート系。幸山は巨漢の長距離砲とはっきりした特徴があります。
プルート注目は浅井洸耶(敦賀気比)です。中日も注目する強打の遊撃手ですよ。
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大学は、「例年並み」ですね。豊作ではありません。最近は、高校時代に注目されていた選手がプロ志望を出さずに大学に進学するケースが多いので不作にはなりにくいです。上記以外の投手では、浜田智博(九州産業大学)戸根千明(日本大学)風張蓮(東農大北海道)金子丈(大阪商業大学)あたりかな。大学は4年間あって「1年生から大活躍も4年生で失速」とか「3年生まではそれほど実績がないが4年生でブレイク」なんてことも当然あります。そうなると後者のほうが気になります。浜田は大型左腕でニーズが高そうです。
プルート注目は福本翼(青山学院大学)です。細いけど将来性は高い左腕だと思います。
上記の「上位の顔ぶれ」に大学生野手が入っていませんでしたが、候補はもちろんいます。中村奨吾(早稲田大学)江越大賀(駒澤大学)です。2人に共通するのは右打ちのアスリート系ということです。プロのニーズは高い分野なので1位指名される可能性があります。
プルート注目は糸原健斗(明治大学)です。高校時代から好きでした。
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 社会人は、最近の傾向として秋に活躍した選手が上位で指名されています。今までもそうでしたが、その傾向が強い気がします。ようは社会人のドラフト候補は幅広くチェックしておく必要があるということです。春の評価がそのまま秋に持続しているかというとそうではありません。社会人は当然、即戦力と考えていますから秋に調子がよくないとプロ指名後の春開幕に使えないのでは意味がありません。
候補を挙げると横山雄哉(新日鐵住金鹿島)加藤貴之(新日鐵住金かずさマジック)鮫島優樹(三菱重工広島)野村亮介&福地元春(三菱日立パワーシステムズ)入江達也(伯和ビクトリーズ)飯田哲矢(JR東日本)萩野裕輔(東芝)岩佐海斗(東京ガス)井上翔夢(JR九州)などなどたくさん挙げてみました。
野手では、地引雄貴(東京ガス)岡崎啓介(日立製作所)松本幸一郎(東芝)石川駿&井領雅貴(JX-ENEOS)伊東亮大(日本製紙石巻)など有名人が目白押しです。
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プロ12球団の動向
ドラフトでよく派手な動きをするチームは、巨人・阪神・ソフトバンクです。人気球団だから新聞などが取り上げやすいのもありますが。
やはり安楽と有原への駆け引きが中心になると思います。ただし、巨人は今年チームは打撃不振になっていて野手に目が向くことも考えられます。本命は有原だと思いますが。評価の高い浅間や桑原あたりを気にしていそうです。
阪神は、この時期ならかなりの高精度で指名選手がわかってきますが、安楽が有力なのは変わりないですが全体像はまだこれから。候補が限られそうなので慎重にいかざるを得ないのかも。
ソフトバンクは、今年もたくさんいる九州の逸材と色々な選手を幅広く見ています。獲り方が大胆なのであっと驚く1位指名があるかも。
他球団もはっきりしていない球団が多いので、今年はギリギリまで情報戦が繰り広げられると思います。安楽がプロ拒否したら大騒ぎですが。
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ドラフト予想アソビ2014を8月9日にやりました

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★2005年11月23日創刊★

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