2002年ドラフト会議指名結果
★自由枠2名
オリックス 横浜
自 加藤大輔(神奈川大)投 村田修一(日本大学)内
自 ********** 土居龍太郎(法政大)投
1 ********** **********
2 鈴木 誠(ブルジェイズ)投 **********
3 ********** **********
4 前田大輔(神戸製鋼)捕 加藤武治(扶桑川崎)投
5 菊池俊夫(仙台育英)投 吉村裕基(東福岡高)内
6 長田 勝(神港学園)捕 北川利之(川鉄水島)内
7 塩屋大輔(元米独立)投 飯田龍一郎(育英高)投
8 中島俊哉(九州国大)外 河野友軌(法政大学)外
9 ********** 堤内 健(日本大学)投
10********** 武山真吾(享栄高校)捕
11********** 木村昇吾(愛知学大)内
日本ハム 広島
自 ********** 永川勝浩(亜細亜大)投
自 ********** **********
1 尾崎匡哉(報徳学園)内 **********
2 ********** 吉田 圭(帝京高校)外
3 鎌倉 健(川之江高)投 **********
4 武田 久(日本通運)投 鞘師智也(東海大学)外
5 小谷野栄一(創価大)内 松本高明(帝京高校)外
6 紺田敏正(国士舘大)外 **********
7 池田剛基(鵡川高校)内 **********
8 鶴岡慎也(三菱横浜)捕 **********
ロッテ 阪神
自 ********** 杉山直久(龍谷大学)投
自 ********** 江草仁貴(専修大学)投
1 西岡 剛(大阪桐蔭)内 **********
2 ********** **********
3 浅間敬太(敬愛学園)投 **********
4 神田義英(川鉄水島)投 中村泰広(日本IBM)投
5 鈴木貴志(王子製紙)投 久保田智之(常盤大)投
6 金沢 岳(矢板中央)捕 三東 洋(ヤ マ ハ)投
7 酒井泰志(いすず自)投 林 威助(近畿大学)外
8 早坂圭介(横浜商工)内 田村領平(市和歌商)投
9 ********** 新井 智(ローソン )投
10********** 伊代野貴照(ロー ソン)投
11********** 萱島大介(ローソン )内
12********** 松下圭太(三瓶高校)外
ダイエー 中日
自 和田 毅(早稲田大)投 **********
自 新垣 渚(九州共大)投 **********
1 ********** 森岡良介(明徳義塾)内
1 ********** **********
2 ********** **********
3 ********** 桜井好実(砺波工高)外
4 溝口大樹(戸畑商高)投 植 大輔(龍谷大学)投
5 大野隆治(日本大学)捕 長峰昌司(水戸商高)投
6 森本 学(シダックス)内 小林正人(東海大学)投
7 田中直樹(沖学園高)投 瀬間仲ノルベルト(日章)内
8 稲嶺 誉(東農生産)内 湊川誠隆(慶応大学)内
9 ********** **********
近鉄 ヤクルト
自 ********** **********
自 ********** **********
1高井雄平(東北高校)投高井雄平(東北高校)投
1 坂口智隆(神戸国付)外 **********
2 ********** **********
3 筧裕次郎(明徳義塾)捕 館山昌平(日本大学)投
4 阿部健太(松山商高)投 泉 正義(宇都宮学)投
5 宇都 格(川内高校)投 大原秉秀(福知成美)内
6 横山徹也(福知成美)捕 片山文男(日章学園)投
7 大西宏明(近畿大学)外 高橋敏郎(石巻専大)捕
8 下山真二(日本生命)外 吉川昌宏(ローソン )投
9 井戸伸年(元 米国)外 小森孝憲(東農生産)投
10********** 久保田智(川鉄千葉)外
11********** 大塚 淳(土浦三高)内
西武 巨人
自 後藤武敏(法政大学)内 木佐貫洋(亜細亜大)投
自 長田秀一郎(慶応大)投 久保裕也(東海大学)投
1 ********** **********
2 ********** **********
3 ********** **********
4 小野寺力(常磐大学)投 長田昌浩(東海望洋)内
5 春日伸介(田辺高校)捕 山本光将(熊本工高)外
6 上本達之(協和発酵)捕 矢野謙次(国学院大)外
7 ********** 入野久彦(福岡大学)捕
8 ********** 横川雄介(都日野高)捕
★大豊作の年!特に大学生は物凄いスター揃いで、また高校生内野手の逸材も多くいて、むやみに自由枠を使えないドラフトとなった。やはり、各球団多くの選手を指名する中、広島の4名で指名終了は非常に目立っていました。
何と言っても大成功は、和田&新垣の左右の目玉投手を獲得したダイエーが大成功。高校時代オリックス1位を蹴ってダイエーの指名を4年間待った新垣は相思相愛だったので仕方ないにしても、和田には各球団獲得合戦が繰り広げられた。和田は変則投法で球速はそれほどでもないが、三振の山を築き大豊作の中でも目玉中の目玉となった。愛知県生まれで野球もここで始めていた(後父の故郷島根へ転居)事で中日ファンではないか?という噂が流れて獲得できるんじゃないかと期待していましたが残念でした。やはりプロでも通用しました。
打者の目玉の村田は東福岡高校での速球派投手の印象が強かったので、大学で野手に転向したと聞きましたがピンときませんでした。どうやら同期の松坂には投手としては勝てないことを悟り転向したようです。それからの打棒は凄まじく、数球団の争奪戦の末少し意外でしたが横浜が獲得しました。ちなみに横浜の自由枠もう1枠は立教大・多田野は速球と鋭いスライダーが評価され、使う予定でしたが、スキャンダル(ゲイビデオ出演)報道がされ結局横浜は指名を回避し、他球団も指名しなかった。多田野は追われるようにアメリカにわたりテストでインディアンスとマイナー契約しメジャー昇格も果たし2007年に1位で日本ハムに入団した。
巨人は、1,2年で150キロの速球で押し捲って大活躍してケガなどで少し低迷していて4年生時には技巧派右腕へ転進していた久保と、素材の良さは高校時代から有名だったが、思うような実績が作れなかったがついに4年で大ブレイクした木佐貫を獲得した。
広島は相思相愛の永川を指名。資金的に苦しい広島も地元の逸材には非常に誠意を見せて獲得へ持っていく傾向は顕著です。この年の投手の顔ぶれの中では少し評価は落ちる感じもありましたが、プロ入り後守護神としてなくてはならない存在になっています。
高校生では、西岡・森岡・長田・尾崎という内野手の逸材も注目されました。上手い具合なのかわかりませんが、西岡、森岡、尾崎は競合することなく分かれて指名されています。圧倒的にプロ入り後は西岡でしたが、当時はみんな同評価でした。また、巨人以外は進学という強硬姿勢を崩さなかった長田は、まんまと4巡目で指名した。
高校生投手では150キロ左腕高井が注目された。結果的に競合は高井のみ。日本ハムも狙っていたが、入団拒否されそうだったため撤退。
また、自由枠以外での注目選手は、高校からメジャーに渡った鈴木誠でした。ヤクルトが指名する約束をしていたが、オリックスが強行指名。鈴木は、よく状況が飲み込めていなかったようで呆然としていました。
あと、館山をどこが指名するかも注目でした。館山は大学3年までは、この大豊作の中でも目玉になりうる剛腕投手でしたが、元通りになるかも心配する怪我を負ってしまい評価が揺らいでしまい、自由枠での獲得を各球団見送られた感じでした。ただし、それまでの実績は素晴らしかったので2~3巡目あたりでどこかが来るだろうと見ていました。中日はかなり乗り気だと言う情報がありましたが、3巡目桜井を指名してほどなく、ヤクルトが指名しました。「がくっ↓」。プロ入り後はやはりケガとの戦いが続きましたが、今はエース格になっていますね。
話題になったのはブラジル国籍の選手の高校生が3名指名されたことです。特に中日は桜井、瀬間仲の長距離砲を獲得、ヤクルトの片山は快速右腕でした。しかし、3人とも大成することなく退団。
社会人野球のローソンが廃部になるために4人がプロ入りしました。阪神はなんと下位で3名の指名をしました。
横浜5巡目で吉村、日本ハム3巡目に武田久、阪神5巡目に久保田、7巡目に林などがいました。
【2003年新人王】
セ・リーグ:木佐貫洋(巨人)新人
パ・リーグ:和田 毅(ダイエー)新人
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