ドラフトでアソボ

12球団最速の公言
デイリースポーツ：野球

阪神は３０日、西宮市の球団事務所でスカウト会議を行った。四藤球団社長、高野球団本部長ら幹部も出席し、１０月２０日のドラフト会議に向けた議論が本格化したもようだ。会議後、鳴尾浜の球団施設へ向かった佐野統括スカウトは報道陣の問い掛けに終始無言。スカウト陣は一様に口をつぐみ、かん口令が敷かれたが、候補選手の選定が本番に向けて大詰めを迎えていることは確かだ。

　すでに球団では桜美林大・佐々木千隼投手（２２）＝日野＝を１位指名する方針を固めている。金本監督も出席した８月２７日の拡大編成会議で１位候補を大学生の先発投手で一本化し、創価大・田中正義投手（２２）＝創価＝との二択で議論を重ねてきた。早々と１位指名を決めた佐々木については、他球団との競合も想定し、外れ１位のシミュレーションが命題になる。

　２位以下は即戦力の先発投手を優先的に指名するのか、鳥谷の後継者となる内野手の獲得に動くのか。佐々木との交渉権を獲得できるか否かで戦略は左右されるが、球団関係者は「ドラフト後までスカウトが詳細を話すことはないですし、何も答えられない」と話した。金本監督ら現場の意向を踏まえ、ドラフト当日まで極秘裏に方向性を煮詰めていく。

★かん口令のわりには漏れてますね。佐々木は、田中正義の調子がもう一息戻らないため各球団が、素晴らしい成長曲線を描いてきた佐々木に狙いを定めつつあります。
巨人は早いうちから佐々木に注目していて、昨年あたりは2位でこっそり指名したかったのではないでしょうか。ガチガチの田中指名と思われたヤクルトも方向転換の情報も。あとはダマテンでどこかが狙っているとして最大5球団ぐらいいき、田中の入札球団数を超える勢いです。

阪神の戦略に戻りますが、内野手の吉川尚輝、京田陽太、石井一成、源田壮亮あたりを狙っているので、佐々木を外した時に内野手にいくのか、投手でいくのかが問題です。まずは、優秀な高校生投手と残りの即戦力投手との綱引きです。ファンを納得させるためには甲子園のヒーローがベストですが、BIG４（寺島、今井、藤平、高橋）は残るか微妙。田中が心配で佐々木が多数競合なら高校BIG４や他の即戦力にいき、あまり外れ1位候補に残らず、外れ1位も競合の可能性大。でも、吉川や京田も重複する可能性もあります。広島新庄・堀瑞輝を金本監督が絶賛していると聞いているので、外れの外れ1位くらいでは堀を置く気がします。まあ、読めませんね。

こう言った状況の中、中日ファンのプルートとしては、例えば1位でしれっと柳裕也を単独指名して、2位の指名順が2番目で吉川が奇跡的に残り指名という妄想を抱いています。2位の1番目のオリックスは投手に目が向いていると思うので可能性がゼロではないです。吉川を1位指名する可能性がある球団は、阪神、巨人、ヤクルトあたりだと思います。しかし、巨人とヤクルトはよっぽどではないと投手にいくと思われるので、奇跡が起こるのは、阪神が佐々木を引き当てたときになりそうです。

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