http://draftdeasobo.atgj.net/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E8%AB%87%E7%BE%A9/%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88%E4%BC%9A%E8%AD%B02024%E8%A6%8B%E3%81%A9%E3%81%93%E3%82%8Dドラフト会議2024見どころ
思ったより情報が出てませんが
★ドラフト会議もいよいよ今週の木曜日となりました。ドラフト会議2024の見どころというか、最後の考察です。1年間追い続けた選手たちがどこに指名されるか、自分の予想はどうだったのかということがとても気になります。いつもながら自由記述ですが、よろしかったらどうぞ。
【
ドラフト会議2024を一言で言うと】
目玉選手が多くいて、クジ引き次第でガラッと変わる年
【
目玉選手は?】
バラエティに富んだ選手がいます。誰を指名しても間違いではないと思わせる陣容です。あえて言えば、中日は、明治から村松開人が同じポジションで、また二遊間がダブついているのでさすがに宗山へいくのはないでしょう。もし、この6人の中で単独指名ができそうなら検討の余地ありです。展開次第では2人くらい外れ1位に回り外れ1位で多くの球団が競合するという画が見えてきそうです。
1.
金丸夢斗(関西大学)左投手
身体はそれほど大きくないが強い速球と制球力で
10年に1人の逸材と言われ疑いようのない目玉
2.
宗山 塁(明治大学)遊撃手
こちらも10年に1人の遊撃手で守備とパンチ力もある
打力も申し分なく、間違いないスター候補
3.
西川史礁(青山学大)外野手
右の強打者で、長打力とセンターの守備など積極的な
プレーで人気が出そうなプロ向きの選手
4.
中村優斗(愛知工大)右投手
176cmと大柄ではないがMAX159キロの剛速球の出力が
魅力。変化球も鋭くそれでいて制球力も高い
5.
渡部聖弥(大阪商大)三塁手、外野手
ごっつい体躯だが走攻守揃う超素材。反対方向へも強い
打球を放ち非常にニーズが高いタイプ
6.
石塚裕惺(花咲徳栄)遊撃手
強打の右打ち大型遊撃手はプロのニーズが高くその一番
手。落ち着いたプレーで早くに一軍に上がれそう
【
外れ1位候補】
ここからは急に難しくなります。あと6人は、球団により結構評価が分かれていそうだからです。ということは、クジ引き次第で、メンバーが変わる可能性が高そうだということです。ということでニーズ分けで挙げてみましょう。
◎高校生投手
7.
今朝丸裕喜(報徳学)右投手
高校生投手の一番星。大柄ながら制球力もある
8.
藤田琉生(東海相模)左投手
198cm左腕で150キロを投げるロマンに溢れた素材
9.
柴田獅子(福大大濠)右投手
二刀流として素材の良さが際立っている大型右腕
◎大学社会人投手
10.
篠木健太郎(法政大)右投手
MAX157キロで高校から着実に成長している剛腕投手
11.
伊原陵人(NTT西)左投手
170cmと小柄ながら強い速球を投じ数少ない即戦力
12.
佐藤柳之介(富士大)左投手
スピンの効いた速球と変化球でゲームメイク力高い
13.
吉田聖弥(西濃運輸)左投手
高卒4年目左腕でMAX152キロ速球とチェンジアップなど魅力
◎高校生野手
14.
宇野真仁朗(早実高)遊撃手
キビキビシタプレー。木のバットで本塁打量産した
15.
斎藤大翔(金沢高校)遊撃手
身体能力高く走攻守高次元で揃う。どの球団も欲しい
16.
モイセエフ・ニキータ(豊川高)外野手
未知数な部分が多いが、とんでもない選手になるかも
17.
箱山遥人(健大高崎)捕手
捕手の上位候補として各球団がリストアップしている
◎大学社会人野手
18.
麦谷祐介(富士大学)外野手
センターを守り俊足強肩、長打力もあり全国でも活躍
19.
吉納 翼(早稲田大)外野手
枯渇している左の長距離砲としてスカウトが注目する
20.
佐々木泰(青山学大)三塁手
右の大砲を欲している球団にお勧めで三塁守備も良い
21.
浦田俊輔(九州産大)遊撃手
小柄も走攻守が高次元で揃い宗山の次の評価になるか
もう21名になってしまいました。これだけ挙げておけばこの中から12名は決まるだろうと思いきや、ということもあるので面白いところです。外れ1位には球団の思惑や好みが出そうなのでとても関心があります。
【
その他注目選手は?】
22.
寺岡丈翔(IL徳島)外野手、三塁手
リーグで無双している右打ちの強打者。何位で指名されるか
23.
寺西成騎(日本体大)右投手
中学から有名で超素材も怪我が多くそこをどう評価するか
24.
木下里都(KMGH)右投手
大学から投手へ。伸びしろのある社会人投手はどうなるのか
25.
西村王雅(東 芝)左投手
希少なサイド気味の左腕で高卒3年目だが制球力と切れで主戦に
26.
清水大暉(前橋商業)右投手
今年のトレンド「大型高校生投手」の一人。球質の良さ絶賛
【
どんな展開になるのか】
ある程度指名されそうなドラフト候補者の数でいくと
高校生は、右投手◎ 左投手✕ 捕手✕ 内野手◎ 外野手✕
大学生は、右投手△ 左投手〇 捕手△ 内野手△ 外野手◎
社会人は 右投手〇 左投手〇 捕手〇 内野手△ 外野手✕
という感じでしょうか。となると✕になっている高校生左腕、高校生外野手あたりを指名しようと思っている球団は、他の球団も狙っていると怖いので順位を上げてくるのではと思います。
27.
高橋幸佑(北照高校)左投手
28.
正林輝大(神村学園)外野手
また、カギを握るのは捕手だと思います。捕手が欲しい球団は結構あります。高校生は箱山のほかに
29.
椎木卿五(横浜高校)捕手
30.
龍山 暖(エナジックS学院)捕手
大学社会人では
31.
印出太一(早稲田大)捕手
32.
石伊雄太(日本生命)捕手
33.
野口泰司(NTT東)捕手
34.
町田隼乙(BC武蔵)捕手
35.
城野達哉(西濃運輸)捕手
結構面白い素材が多く集まっています。大学生捕手も他にもいますが。捕手を上位で指名するのは、どちらかというと地味でファンの受けはあまりよくないですが、どうせ獲るなら一番評価している選手をいきたいわけなので、2~3位あたりで色々な動きが出そうです。
中日が、「石伊を2位で指名か?」なんて情報が出ました。真意はわかりませんが、
ブラフかもしれません。例えば、石伊を評価している球団があって4位くらいでと思っていたが、3位までの枠を使わせて中日が狙っている選手を指名させず3位でいただけたらラッキー的な感じ。また、上位で
36.
中村奈一輝(宮崎商)遊撃手
も情報を出したのも同様で、「3位でいかないといただきますよ」と特定の球団に圧をかけているのでしょう。もちろん、この2人は評価しているとは思いますが、上位の選手の指名戦略をペラペラ話しているとするとかなりのお馬鹿さんだと思うので、このように勘ぐります。
もう一つは、来年の候補との兼ね合いが少なからずあると思います。ドラフト2025候補では、二遊間の選手、左腕投手が全体的に少な目ではないかと思われます。右腕投手はかなり豊作になりそうなので、それを考えると、ドラフト2024は
・
左腕投手優先
・
野手優先(特に二遊間)
ということになりそうな気もします。そうなった場合順位が上がりそうな選手を挙げてみましょう。
37.
宮原駿介(東海大静)左投手
38.
荘司宏太(セガサミー)左投手
39.
中島悠貴(茨城トヨペ)左投手
40.
庄子雄大(神奈川大)遊撃手
41.
佐々木大輔(富士大)遊撃手
42.
齊藤大輝(東 芝)二塁手
43.
加藤 響(IL徳島)遊撃手
最近無視できない存在は、支配下での独立リーグの指名です。また今年は
二軍に新たに2チーム加わり、同じ基準で選手を見られているので、そこで実績を出した選手は、ぜひ指名されてほしいですね。候補を出してみると
44.
工藤泰成(IL徳島)右投手
45.
中込陽翔(IL徳島)右投手
46.川口冬弥(IL徳島)右投手
47.
廣澤 優(IL愛媛)右投手
48.
羽野紀希(IL愛媛)右投手
49.
安里 海(BC神奈川)左投手
50.
知念大成(オイシックス新潟)外野手
51.
増田将馬(くふうハヤテ)外野手、二塁手
あたりが注目です。徳島インディゴソックスは上記に野手の候補の寺岡、加藤もいます。他にも150キロを超える投手がゴロゴロいてアイランドリーグでも無双しています。昨年育成も含め6名指名されていてのこの状況は、プロを目指す人が
徳島の門をたたく構図が確立しています。あとなんとかオイシックス新潟とくふうハヤテから1名ずつでも指名がないと盛り上がらないですね。ファームで数字を残せば指名されるという前例を何が何でも実証して新しい形を作ってほしいところです。特に知念はイースタンの首位打者なので大丈夫だとは思いますが。
【
ドラフト予想アソビ2024で思ったこと】
こんなに目玉選手が明確に各ポジションから出る年は少ないです。予想アソビで悩まされていたのは、入札で競合してクジを外した球団は結構きつくなることです。ドラフト予想アソビでは、例えば、西武の指名の順番の時は、西武のことを自分なりに真剣に西武陣営面で考えます。即戦力野手が欲しいけど、外すとかなり手詰まり感が出ます。他の球団も同様です。宗山外したら外れでも遊撃手というようなポジションこだわりが難しいです。
この外れ1位までを考えるのに、かなりの時間を要します。
全体の7割くらいの時間を割いていたと思います。2位以降は4位くらいまでは、それなりの選手がポジションごとにいるので、補強ポイントをある程度決めてあるので、スッスと記載ができていきます。外れ1位は上記の通り決めかねますが、それ以降のこのあたりの選手層が厚いと思います。ということは、活躍できる選手の当たりを引きやすい年だと思います。
ということで、クジ次第で様相は変わりましたが、色々なパターンの考察ができて、とても今年も楽しめました!
大学生は、高橋宏斗、山下舜平太世代で、コロナの影響で甲子園大会ができなかった不遇の高校野球生活を経ても諦めず頑張ってきた世代です。そのことでとんでもない目玉選手が多数生まれたのかもしれませんね。応援しないわけにはいきませんね!
【
最後に】
ドラフト予想アソビは、愛する
中日ドラゴンズにこの選手を指名したら良くなるのでは?というところから始まりましたが、12球団の状況、ドラフト候補のリストアップなど考えないと、自分よがりな非現実的なことになってしまうので段々と色々考えざるを得なく
なって数十年が経っています。
今も飽きないでできるのは、毎年選手がガラッと入れ替わること、NPBからメジャーでも活躍できる夢が見れて技術などのレベルアップも進んでいることなどで毎年楽しいです。皆さんも、未来のメジャーリーガー、日本代表選手を発掘?する楽しさを感じていただければ幸いです。
YouTubeや雑誌などでも「プロ野球ドラフト」というのは、かなりメジャーになり、選手の動画や情報も気軽に見れてとても有意義です。子供のころからとにかく遊びも我慢して練習を重ねてここまで来た選手にリスペクトをしつつ来年以降もドラフト予想アソビをさせていただこうと思っています。
すでに、一足早く「
ドラフト予想アソビ2025」をスタートさせましたが、気持ちはドラフト2025に飛んでいます。雰囲気はドラフト2024と全然違うのでその違和感を今は楽しみながら、日々ドラフト2025候補選手を集めています。
いつも書きますが、ドラフト会議は、年末の紅白歌合戦のような感で大晦日という気がしています。そして、次の日から新年が始まるというイメージです。ドラフト会議当日は、ワクワクもしますが、答え合わせというか集大成的な行事です。
では、皆さんの贔屓のチームが良い指名をしますように!
良いお年を!
[16回]
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