プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
ニッカンスポーツ:野球
ヤクルトが、来秋のドラフト1位候補として、日大の新主将、京田陽太内野手(3年=青森山田)をリストアップしていることが26日、分かった。12球団が注目している超目玉、最速156キロ創価大・田中正義投手(3年=創価)も最上位候補として位置づけしているが、競合を避け京田への単独指名の可能性もある。 ヤクルトの「京田1本釣り」が成功するかもしれない。球団側は、早くから熱い視線を送っている。高校時代から獲得候補として、プレーをチェック。守備力に魅力があり、俊足ながら4番も打てる総合力を高く評価している。球団幹部は「ショートで1位候補という逸材は、過去にも先にも多くはいない」と前向きな姿勢を示す。 来年のドラフト戦線の主役は、創価大・田中だ。もちろん田中も最上位候補の1人ではある。創価大の先輩・小川は1年目で新人王&最多勝を獲得。今季も先発ローテを守り、優勝に貢献した。球団幹部は「小川が成功している分、田中君にも期待はしている。超目玉であることには変わりないし、今後も彼は見ていきます」。田中に限らず、最速155キロ右腕の流通経大・生田目(なばため)翼投手(3年=水戸工)ら、広い視野を保つ方針だ。 田中を回避するだけの魅力が、京田にはある。チームはセンターラインの強化を重視してきた。今季は日本ハムからFAで大引を獲得。遊撃手の固定化を図ったが、定着しきれなかった。大引は来季で32歳を迎えることもあり、即戦力遊撃手の加入は先を見据えたプランともいえる。将来的には同世代の山田と、最強の二遊間を完成させる構想も浮上している。 今秋ドラフトでは、真中監督が抽選で、当たりくじと勘違いする“うっかり”もあった。明大・高山俊外野手(22)を1位に指名し、外れくじにもかかわらず、ガッツポーズしてしまった。球団幹部は「来年はほとんどの球団が(創価大)田中君に集中する。うちも高い評価を持っている。だけど、京田君も同等に評価している」と説明。来年こそ、真中監督の大学後輩をゲットして、正真正銘のガッツポーズを披露する。
◆京田陽太(きょうだ・ようた)1994年(平6)4月20日、石川・能美市生まれ。寺井小2年から野球を始める。ポジションは主に遊撃。寺井中では白山能美ボーイズに所属し、3年夏に全国大会8強。青森山田に進み、1年春から遊撃でレギュラー。日大では1年春からベンチ入り。3年秋に遊撃手で1部ベストナイン。50メートル走5秒9。遠投100メートル。右投げ左打ち。家族は両親と妹。184センチ、80キロ。血液型O。
◆来年のドラフト情勢 ドラフト1位で競合確実な超目玉は、創価大の156キロ右腕、田中正義投手(3年=創価)だ。スカウト陣から「12球団競合するのでは」と称される逸材。大学日本代表のエースとして出場した6月のNPB選抜戦は、プロ相手に7者連続三振をマーク。東京新大学リーグでは50イニング連続無失点を継続している。打者では走攻守そろう日大・京田の評価が高い。高校生では横浜(神奈川)藤平尚真投手(2年)、履正社の最速148キロ左腕、寺島成輝投手(2年)、社会人では東京ガス・山岡泰輔投手(20=瀬戸内)、大阪ガス・酒井知史投手(22=大体大)らが上位候補に挙がる。