プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
東京六大学野球秋季リーグ第7週第1日(23日、神宮)1回戦2試合が行われ、明大は5-4で東大に競り勝ち、法大は5-1で立大を下し、ともに先勝した。プロが注目する東大の左腕・宮台康平投手(4年)は5失点完投も、敗戦投手となった。晴れ上がった神宮で133球を投げ、完投。明大に惜しくも1点差で敗れた宮台は、サバサバとした表情で振り返った。★今年は左腕投手が不足気味なので宮台の復調は大きなニュースですね。今年は特に高校生野手が目玉になっているため、そちらに指名が集中しますが、数球団は左腕投手を頭でいきます。
「中盤までスピードもあったけど、後半バテてきて、力んで四球で走者を出して焦って、体が開いて…」 五回、八回に失点。10安打5失点で惜敗したが、明大のドラフト候補左腕・斉藤大将投手(4年)と投げ合い、四回までは145キロ前後の直球で押した。この雄姿を、26日にドラフト会議を控える8球団が視察。総勢5人で訪れた日本ハムの栗山監督は「みんなに言われている以上にいい投手だった。球団が決めることだけど、レベルが高いし、楽しみ。けん制、クイックとか、勝つために工夫している」と高く評価した。 この明大戦が4年秋の最終カード。リーグ戦通算6勝(13敗)で、法大から3勝、立大戦で2勝、慶大戦で1勝を挙げているが、明大には勝っていない。24日の2回戦に登板なく敗れれば、この日が学生最後のマウンドになる。
だが宮台は「まだ終わっていない。ここでいいパフォーマンスをするためにやってきた。あすもあさっても投げるという気持ちです」と前を見た。湘南高から東大文科一類に現役合格して法学部に進み、野球ではこの秋、目標だった勝ち点を法大から奪取。卒業に向けての学業も順風満帆のサウスポーは、まだ白星獲得を描いている。 (赤堀宏幸)
宮台 康平(みやだい・こうへい) 1995(平成7)年7月1日生まれ、22歳。神奈川県出身。湘南高から東大文科一類に現役合格し、現在は法学部在籍。1年秋に東京六大学リーグ初登板。昨春は東大の投手として8年ぶりのシーズン2勝。通算成績は37試合に登板、6勝13敗、防御率4・25(23日現在)。最速151キロ。持ち球はスライダー、カーブ、シンカー。1メートル78、82キロ。左投げ左打ち。