プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2025の推しは検討中です。ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/
大学日本一を争う熱戦がスタートし、1回戦7試合が行われた。5年ぶり出場の岡山商大(中国地区大学)のドラフト候補右腕・近藤弘樹(4年)は、日米14球団80人超のスカウト陣が集結した初戦で自己最速タイの152キロをマークするなど、8安打8奪三振2失点で完投。自身の全国デビュー戦でチームを19年ぶりの初戦突破に導いた。★潜在能力抜群の投手という事で、当然ドラフト候補に名前が挙がっていました。まだ覚醒していなかったので3~4位ぐらいでドラフト予想アソビでは入れてました。24人には確実に入りそうですが、今後の活躍次第では12人という感じです。
最後の打者を149キロの直球で見逃し三振に仕留めると、近藤は小さく跳び上がりながら歓喜の雄たけびを上げた。「緊張で見えない疲れがどんどん出てきて…。勝てて良かった」。これまで縁のなかった全国大会での白星に、安どの笑みを浮かべた。 力強いストレートが右腕の持ち味だが、この日は不調から変化球の割合を増やした投球にシフトチェンジ。楽天のスピードガンで自己最速に並ぶ152キロを記録する剛球と、100キロを下回るチェンジアップとの緩急で相手を翻弄した。春のリーグ戦では先発した全8試合で完投し、7勝1敗でMVPを獲得。本調子ではなかったこの日も最後まで投げきり、エースの存在感を示した。
バックネット裏に詰めかけた日米14球団のスカウト陣も、186センチ右腕のピッチングにうなった。巨人の岡崎スカウト部長は「ピンチの時に力を感じる。まだまだ奥がありそう」と将来性に期待。西武・鈴木球団本部長は「(ドラフト1位の)12人に入ってくる可能性はある」と絶賛するほどの好印象を刻みつけた。 広島出身で、安佐北高時代は2年秋の8強が最高成績と全国的には無名。転機となったのは大学3年の秋。大学日本代表候補に選出され、「全国区の選手と一緒にプレーして、今のままでは追いつけない」と意識が変わった。トラックのタイヤを30メートル引っ張るトレーニングを50~60本も繰り返し鍛えた強靱(きょうじん)な下半身が、今季の躍進を生み出した。 「今日の試合が自信になりました。地方でもできるんだぞと示したい」と近藤。下克上Vへ、大器が一歩を踏み出した。(種村 亮)
◆近藤 弘樹(こんどう・ひろき)1995年6月27日、広島市生まれ。21歳。小学4年からソフトボールを始め、三入中から軟式野球部に所属。安佐北高では1年夏からベンチ入り。大学では1年春にリーグ戦デビュー。186センチ、95キロ。50メートル走は6秒5。遠投110メートル。右投右打。家族は両親と兄。趣味は温泉巡り。