ドラフト会議2020ふりかえり:セ・リーグ編|◎ドラフト談義|ドラフトでアソボ 忍者ブログ

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プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2024は何と言ってもスーパースター明大・宗山塁くんはどこへいくのか!ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/

ドラフト会議2020ふりかえり:セ・リーグ編

もう一度落ち着いて見てみましょう
★何もかもが異例だった2020年のプロ野球&ドラフト会議。指名の中身はどうだったのかな?当日に「ドラフト会議2020勝手に評価」でその時の感想を書きましたが、今になって何か気付きや変化があったのか見ていこうと思います。
一つはプロ志望選手がめちゃくちゃ多くなりました。これは、大学や社会人野球でこのコロナ対策での制限よりプロ野球のほうが心置きなく野球ができる、また就職活動も不透明ということもあったかな。結果的には育成枠指名が多くなり、この答えは3年後かな。

ドラフト2020会議指名結果

東京ヤクルト
投打ともに振るわず2年連続の最下位だったヤクルト。昨年獲得した奥川は仕方ないにしても吉田、杉山、大西が期待に応えられなかったですね。一昨年の1位清水は戦力となりました。
さらにこのストーブリーグでは山田、小川、石山がFA移籍の可能性があるとして球団は引き留めに最大限の誠意で臨んでいるところです。
その中でのドラフト会議ではやはり投手を優先しました。しかしながら大学生左腕を2連敗でクジを外したものの木澤は上出来かな。東京六大学の投手が1位で4名指名されました。負けられないところですね。山野はコンディションさえ良ければシーズンローテーションを守れそうです。投手はあとは大器・嘉手苅なのでこの2名では投手陣は心もとないので外国人投手に頼らないと厳しいかな。
野手では内山が3位の後半まで残りラッキー指名。神宮なら結構な本塁打を叩き込めるのでは。それよりも元山の4位残りのほうが驚きではあります。意外に打撃の評価が低かったかな。並木は活躍の場がありそうで期待したいです。
先回は有名人ばかり指名して羨ましいなあと思い95点を付けましたが、指名した選手は全員1年目から活躍すると指名しているわけではないというものの少し弱いかな。ちょっと点を付けすぎ感はあるので90点にします。それでも甘いかも。

広島東洋
シーズンでは、投手陣がケガ人も多く不調で2年連続のBクラス。打撃はリーグ2位の得点と十分でしたので誰がどう見てもドラフトでは投手中心だよね、と思えるチーム状況でした。特に中継ぎ陣はかなり厳しい状況でした。
そこで球団が取った戦略は確実に即戦力投手を獲るだったのか、事前の予想では早川ではなく栗林か入江あたりかなとなっていました。DeNAの入江指名を読んだのか栗林をしっかり単独指名。栗林投手は本当に良い球を投げ込む文句なしの投手です。地元の中日は高橋がプロ志望した瞬間に縁がなくなり残念ではありました。でも活躍を祈ってます。森浦大道とその後も良い流れが続きました。この2人は高素材で広島の練習についていければ十分来年の戦力と考えられそうです。1位の声も聞こえた小林はまあ収まりがよい順位で収まったかな。高卒2年目の独立Lの行木と将来性豊かな投手が獲れました。欲を言えばもう一人左腕が欲しかったかな。
野手は矢野一人。亜大の厳しい練習に耐えられる身体能力がめちゃ高素材なので期待できます。
点数は95点と高得点にしましたが、それでよいでしょう。

横浜DeNA
優勝を狙うシーズンだったのが、まさかのBクラスに。打線は破壊力抜群でしたが投手陣のケガ人続出が原因でこのような状況になったと思われます。また、今まで守護神で居続けた山崎が不調になり三嶋など頑張ったがやはり精神的支柱でもあったかな。何にしてもケガ人が帰ってくれば投手陣も強力なので戦力の充実度は申し分ないです。
少しその中で二遊間は他のポジションに比べ弱い感じはあるので昨年森を単独指名しましたが、自分的には右打ちの二遊間を守れる野手を1位指名するのではと予想していました。まあ牧ですよね。ただし、本番は入江を単独指名でした。入江は早川や佐藤輝の外れ1位候補として各球団考えていた投手を先にさらった感じです。そして牧を狙っていたとみられるソフトバンクが井上を指名したので2位にが残ったかな。何にしてもこの2名でドラフト大成功という感じです。入江は伸びしろがある大器なので少し育てる時間が欲しいかも。牧はポジションを与えて使ってほしいですね。3,5,6位で将来性高い左腕(松本池谷高田)を獲りました。4位の小深田は順位の振り幅が大きいかなと思っていました。巨人の山下航汰のように自分的には上位候補としていましたが育成指名でした。小深田もそのようなイメージを持ちつつ自分的には上で見ていました。結果はすごく真っ当な順位で落ち着き拍子抜け。予想は難しいなあ。
点数は95点としていましたが、そうだよね~、という感じです。

阪神
安定した投手陣は申し分ないです。藤波も浮上の兆しがあり盛り上がっています。シーズン当初は今年も打てないか!と思われましたが、大山、サンズ、ボーア、梅野などの調子が上がり、少し苦しんだ近本も上げていき怖い打線となりました。当時1位入札してブーイングが大きかった大山と藤原、辰巳の外れの外れ1位近本がチームを盛り上げました。これを見て痛感するのは指名時に一喜一憂は良いのですが、球団批判はしないほうが良いよねえ。
公表はしないものの佐藤輝入札はバレバレ。言えばよいのにね。とにもかくにも引き当てました!何か運命的な感じです。先ほどの大山、近本とチームを背負う存在になるでしょう。時間は大山程度はかかると思うので即戦力とは見ないほうがよいかも。監督が言っていたもう一人欲しかった高校生は元謙太(オリ2位)かな。ということはオリックスが指名しなくても中日の前に阪神に獲られていたなと諦めがつきました。左腕が伊藤将のみと、もう一人欲しかったかな。佐藤蓮は各球団狙っていたと思いますが3位でいかれました。また村上が5位残りのミラクル。石井も指名し投手陣も厚くなりました。中野、高寺と二遊間の内野手を獲得しました。今のメンバーの守備力に不安を覚えたのかな。内野陣は競争激化で外野コンバートもありますね。
佐藤輝獲得のみでもう100点でよいです。

中日
投打ともに平均点で、相変わらず本塁打&得点は圧倒的な最下位で中盤までは定位置の借金生活で推移していたものの先発が揃い、中継ぎ陣が固まってからはあれよあれよと貯金をしてからはAクラスに固定でき3位になりました。これは大野雄大の大活躍が推進になったと思います。やはり超一流選手の影響力は重要なファクターです。投打とも世代交代が来年は一気に進む可能性もあり、数年前に育成型に舵を切ったドラフト指名の答えが出てきそうです。
当初は栗林の一本釣りか、佐藤輝や早川の入札かと思われましたが、高橋が急転直下でプロ入りを表明し流れが固まりました。あとは他球団がちょっかいを出すかでしたが、競合するなら避けたもしくは目玉の二名に流れたかな。まずはケガをしないように万全にしてデビューしてほしいです。また2位も地元のが残り成功です。まずは中継ぎから剛腕ぶりを発揮してほしいです。福島加藤と高校生を下位で指名しまた次の卵が投入できました。5位は意地でも地元枠です。ただし、長打力不足のチーム事情解消には土田三好には厳しいです。きっと獲得をしたかった井上、元、牧などが先に指名されたために軌道修正だったかな。ただし土田は地元の中山を横目に指名したショートの逸材で三好も野手経験が浅い伸びしろしかない逸材と見ます。石川、根尾、石垣と得点力を上げられそうな逸材がいるのでそちらに期待しましょう。
点数は85点と辛口でしたが、やはり長距離砲獲得は毎年チャレンジしてほしいのでこのまま。

読売
ぶっちぎりで優勝でした。打撃が目立つところですが投手陣が頑張りました。先発は正直枚数は揃っていないですが中継ぎ陣が非常に頑張ったシーズンでした。高梨のトレード、昨年トレードの鍵谷や育成で獲得した田中豊などの補強が効きました。打撃陣は、岡本、坂本、丸は素晴らしいですが、吉川、大城の成長+中島の復活や途中加入のウィーラーが大きかったです。松原、増田の育成指名組も見逃せません。ちょっと奇抜な起用方法で勝ちにこだわった監督の凄味は感じますね。まあ強かった。
補強は突然「即戦力外野手」と公表し佐藤輝を入札しました。原監督はここまで外す(残りクジが多いが)クジを引き当てるまで代えられなくなっちゃいますね。外れ1位は今年ケガ明けでブレイクした平内、2位には急遽ケガが完治しなくてもプロ入りを表明した山崎を指名。2人とも身体が万全なら間違いなく即戦力。イメージ的に畠のような投手が2人増えた感じ。伊藤優は使い勝手がよさそうな即戦力となってくれそうなので来年は伊藤優に期待です。山本まで左腕を指名できなかったのかしなかったのかな。面白い左腕です。
中山秋広萩原と野手を指名。育成は12名で19名指名しましたが外野手登録は保科のみ。これはコンバートもあると思いますが、FA、トレード、外国人などの補強が活発になりそうです。
前回90点としましたが、やはりちょっと補強的には弱いので85点に下げます。

★何かコロナ禍で変わったかなと思いましたが特別指名傾向は変わらなかった感じです。全体的に投手陣の評価のほうが高かったかな。セ・リーグのほうが今まで通り、パ・リーグは少し違う色が出た感じです。

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他チームファンではありますが、

数あるドラフト系サイトの中で、偏らないフェアな評価で一番信用しています。
自チーム系ではロクなサイト無いので…

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★2005年11月23日創刊★

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