ドラフト会議2017回想|◎ドラフト談義|ドラフトでアソボ 忍者ブログ

ドラフトでアソボ

プロ野球ドラフト会議をネタに予想アソビをしているブログです。中日ファンですがドラフト予想は公平にやっているつもりで日々ドラフト指名選手や順位を考えてばかり。ドラフト2024は何と言ってもスーパースター明大・宗山塁くんはどこへいくのか!ドラフトニュースはXで更新しています(^∀^)/

ドラフト会議2017回想

落ち着いて思い返しましょう
★10月26日のドラフト会議2017から今日まで休みなく働いていましたので、落ち着いて書くのは今日が初めてです。当日思わず書いた「ドラフト2017会議勝手に評価」を見直しましたが、まああの通りでしたね。今回は球団別ではなくて違う角度から見てみたいと思います。

ドラフト会議2017指名結果」はこちら

※あくまでも個人の見解なので間違いもあると思います

入札
清宮7球団、中村2球団、田嶋2球団、1球団の4人となりました。昨年の「ドラフト会議2016」は入札7人で下位球団は中日以外は一本釣りしました。今回は3位のDeNA以外は競合しました。広島とオリックスは中村と田嶋に対し入札公表していて、中日と西武は確定までいかず(決まっていたかもしれませんが)に当日臨み競合を選びました。
通算111本の清宮からもっと撤退すると思われましたが高校生として、野手として史上最多の競合となりました。清宮を回避してまで他に獲得する選手が少なかったという事です。

1位指名
今年は1位候補をスラっと12人以上言えない厳しい状況ということでした。まさに外れ1位はその通りの展開となりました。こうなると東を一本釣りしたDeNAは高みの見物で価値が上がりました。安田に3球団、村上に3球団、鈴木博1球団、斎藤1球団の4人となりました。奇しくも清宮を外した6球団は安田と村上に集中しました。ということで、ここまでで8人。ここまでが12球団が1位と認めていた選手という感じですね。
安田が競合することは予想がつきましたが、村上の3球団競合(ヤクルト、巨人、楽天)は驚き。もしかしてこの3球団は安田を回避し村上一本釣りの作戦が超裏目に出たのかも。安田と村上を外した球団の指名状況で4番候補の清宮、安田、村上の代替選手?を獲ったかな。

・巨人(大城)、楽天(岩見)、阪神(なし)、福岡(増田

という感じ。あとの1位指名は投手4人。吉住はサプライズですが185cmからMAX151キロは確かにありますね。ただネームバリューがなかっただけですよね。

2位指名
 まずオープニングは藤岡。2年前に指名漏れで涙をのんだ選手が高い順位で指名されホッコリ。オリックスが野手の最高評価をしていたようなので、ロッテは安田を外したら藤岡にいっていたのかも。
2番目のヤクルト大下はサプライズ指名。大下は昨年指名されると思っていましたが、崇徳から亜大-三菱重工広島ですから、ベタに広島で見ていましたが、「ドラフト予想アソビ2016最終号」には名前がなくなってましたね。社会人3年目で都市対抗で投げていたのは知っていますが候補に入れてませんでした。大化けはないですが安定感を買ったのでしょう。
そしてDeNAでまたサプライズ。神里はもちろんドラフト候補でしたが、上位の頭はありませんでしたし、DeNAの補強ポイントでもないと考えていました。外野はきっちりレギュラーがいて細川、白根、乙坂などもいますからね。
西武の西川は中日が狙っていましたが、1位候補だった石川が残ったために3位に回しましたが、それほど甘くはなかったですね。きっとスーパースターになるのでしょう。というかなっては欲しいですよ。
11番目のソフトバンクは長身アンダーハンドの高橋礼。この希少性のある投手を確実に獲るにはこのタイミングだったのかも。次の広島は2位、3位連続指名する中で投手を補強すると考えたのではないでしょうか。九州出身の増田を先に指名せず3位に回して両獲りに成功。

社会人&独立リーグ選手躍進
ドラフト本指名で82名と昨年より5名減の指名。高校生5名減、大学生9名減に対し社会人&独立リーグは9名増の29名で特に野手は昨年3名に対し15名と際立っています。
社会人&独立リーグ指名はロッテ5名、ヤクルト4名、巨人4名、オリックス4名、DeNA5名の計22名と5球団で75%という偏りです。高校生を4名指名は中日、日本ハム、広島。大学生を4名指名は阪神、楽天。
NTT東日本、日立製作所、JX-ENEOSから各3名指名するという偏り。監督は嬉し悲しで大変ですね。同チームから2名指名は花咲徳栄、亜細亜大、奈良学園大、岡山商科大。独立リーグから6名(昨年0)指名されました。
ロッテはトヨタ、三菱、ホンダと車メーカーの選手を指名。欲を言えばSUBARUもいって欲しかったね。

気になった選手と戦略
大城卓三(NTT西日本)捕 巨人3位
  超大型で東海大相模-東海大と有名な左の強打者。社会人代表でDH6番で活躍し
  5番打者の菅野より早い指名。2位岸田より3つ年上。折り返し4位でいくと捕手が
  補強ポイントの中日や日本ハム、オリックスと気が気ではないので3位だったかな。
  左の代打から活路があると思います。

遠藤淳志(霞ケ浦高)投 広島5位
  MAX140キロそこそこでも注目されていた投手が広島育成の佐々木とこの遠藤でした。
  この2人はプロからの評価が非常に高く指名確実な感じでした。2位で山口を指名
  できたからと満足せず5位で獲得。さらに育成で高校生右腕を3名指名と貪欲すぎる
  指名を展開しました。

椎野 新(国士舘大)投 福岡4位
  吉住、高橋礼そして椎野と右腕は185cm以上ですね。チーム内も185cm以上の右腕が
  目立ちます。椎野には武田や岩嵜系をイメージしているのかな。ソフトバンクは今回
  も5名の指名で終了しましたが、清宮、安田を外し指名したい野手が少なくなり、結果
  的に投手中心指名。どうにも読めないですねえ。

法則はあったのか
今年の4月に行った「法則で的中させよう」は全滅でした。「ドラフト法則まとめ」と照らしながら見てみましょう。
・千葉 技巧派左腕枠(山本)
・東京 四国枠(松本)
・北海 なし
・中日 地元枠(鈴木、伊藤)
・大阪 JR枠(田嶋)、地元枠(福田、山足)
・巨人 東海大枠(大城、田中)、中大枠(鍬原)
・楽天 地元枠(西巻)
・横浜 なし
・西武 サプライズ枠(伊藤)、アスリート枠(西川)
・阪神 1位は素材型投手枠(馬場)
・福岡 長身右腕枠(吉住、高橋、椎野)
・広島 地元枠(中村)、ジャンボ君枠(ケムナ)

新種法則発見?
・広島 ハーフ、外国人枠・・・九里、オスカル、アドゥワ、ケムナ

ドラフト会議2017総括
「清宮ドラフト」の名の通り7球団から入札されました。先回も書きましたが、1年も追ってきたにもかかわらずドラフト候補のランク付けで狂いが生じた年となりました。
社会人や独立リーグの選手が目立ちます。1,2年で結果を求められる厳しい立場ではあります。広島の育成するチーム方針を各球団評価していましたが、1位の清宮、安田、中村、村上がいなくなった後は、ほとんどのチームが即戦力選手指名のオンパレードとなりました。
高校生が多い広島、日本ハム、ソフトバンクに加え、高校生中心に珍しく獲った中日の状況は今後注視していきます。

全体的には不作気味なのでスカウトの眼力がより問われるところです。この結果は数年後には出ますから楽しみです。
しかし、例えば、3年前の「ドラフト会議2014指名選手」を見てみると、
〇上位指名で活躍している主な選手
  山崎康、石田、倉本、外崎、中村奨、薮田、有原
〇下位指名で活躍している主な選手
  西野ぐらい

こうやってみると少ないですね。特にこの年だけかもしれません。「ドラフト会議2013」も見てみましょうか。
〇レギュラーとして活躍している選手
  高梨、秋吉、三上、森唯、上林、又吉、祖父江、
  石川、
大瀬良、九理、田中、森友、山川、岩貞、
  岩崎、
松井、小林、田口

とまずまず。この2年ではDeNAと広島が良い感じですね。今のチーム成績に反映されています。ドラフト2014はすでに多くの解雇者もいて当時としても結果としても現時点で不作の年となっています。まだ高校生はここからですから伸びに期待したいところです。
今年もそのようになるのか、そうなって欲しくないので頑張ってほしいですね。

私のお気に入りの選手でもこれからライバルチームにいくわけですが、やっぱりそういう選手は大成してほしいですねえ。ドラフト2017も楽しめました!

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無題

ドラゴンズの地元枠はもとより存在してましたが、5位がすごい事になってます。
ここ10年中8回東海三県の選手を指名してます。ちなみに第一回から見直しても半数は地元です。
5位は地元選手ほぼ限定枠ですね。
アソビにも活かしてくださいネ。

無題

カープの同じチームから2年連続枠は過去の話になってしまいまたね(笑)。

ジャンボ枠は枠というより、もはや180cm以下は指名対象にない感じ。DeNAを見ても左腕は身長低いほうがいい気がしますが、来年どうなるか?

あと地元枠といっていいのか、2位の山口は幼少時広島に住んでいて、3位のケムナは日南天福球場のすぐ近くという「準地元枠」みたいなのもありそうです。そこまでの情報はなかなか事前に我々のところまでは漏れないですけどね。

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プルート太郎
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★2005年11月23日創刊★

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