ドラフトでアソボ

★ドラフト予想アソビの時に必ず私の傍らにあるのは「週刊ベースボール選手名鑑号」です。いつもなんとも思わなかったのですが、ふと表紙を見て頭に浮かびました。この表紙の12人の顔のドラフトのことを。相変わらず思い付きですがやってみます。

・柳田悠岐（2010年2位）広島商－広島経済大
　　当時活躍していた糸井（日ハム）とモロ被りで、アスリート系の
　　大型外野手ということもあり、よく思い切って西武の上位候補に
　　してました。（予想アソビ2010年9月28日号）足と肩は問題なし
　　ですが打撃は地方リーグだったので確信は持てなかったですね。

・大谷翔平（2012年1位）花巻東
　　大谷は高校時代から超有名人。夏は甲子園に出れませんでしたが
　　160kmを出し、メジャーからも注目が上がり「メジャー挑戦」という
　　NPB指名拒否宣言により1位競合確実だったが、日本ハム単独指名。
　　口説き落とし入団にこぎつけた。

・涌井秀章（西武2004年1位）横浜高
　　高校入学から「松坂2世」と呼ばれ大注目でしたが、横浜はライバル
　　も多く思った活躍ができていません。3年にやっと間に合ったという
　　印象もダルビッシュと並び注目されたが、自由枠という制度のため
　　2人ともなんと単独指名でした。2チームは大成功

・秋山翔吾（2010年3位）横浜創学館－八戸大
　　奇しくも柳田と同期です。この年は大学投手がド派手で大学生野手
　　はほぼ後回し。予想アソビでは柳田よりは落ちると見て秋山も地方
　　リーグのため下位指名候補でした。（予想アソビ10年10月11日号）
　　3位指名は結構驚きでしたがアスリート系の成功例ですね。

・西　勇輝（2008年3位）菰野高
　　この年は、目玉選手なきドラフトとなり混沌とした感じで予想が
　　難しかったです。（予想アソビ08年9月6日号）西は球は速かった
　　が少し腕が下がったフォームに少し評価がまちまちで下位指名候補
　　にしてました。中日に欲しかったですが3位指名は驚きました。

・則本昂大（2012年2位）八幡商－三重中京大
　　則本は苦い思い出があります。12年予想アソビの4月までは則本を
　　上位で入れてましたが、その後名前が消えました。色々なドラフト
　　雑誌で取り上げられなかったためだと思いますが、地元の星を信じ
　　てあげられませんでした。2位指名に鳥肌でした。

・山田哲人（2010年1位）履正社
　　1位指名というと聞こえは良いが外れの外れ1位。山田は右打ちの
　　大型内野手ということで上位に予想していました。（10年9月14日号）
　　実は外れの外れ1位もオリックスと抽選でした。甲子園で本塁打を
　　打っていて欲しい選手でしたね。当時中日はライバルの吉川を指名。

・坂本勇人（2006年1位）光星学院
　　高校生と大学社会人の指名日程を変える分離ドラフト。高校の目玉は
　　田中将大と前田健太と堂上でした。堂上に3球団（巨阪中）での外れ
　　1位。小学校では田中が捕手で坂本が投手という鉄板エピソードあり。
　　阪神も右打ちの大型内野手野原を獲得（予想アソビ06年8月29日号）

・藤浪晋太郎（2012年1位）大阪桐蔭
　　上記しましたが大谷が入団拒否のため、もう一人の怪物藤浪の人気が
　　上昇。オ、ロ、ヤ、阪の4球団で抽選し阪神が引き当てました。超大型
　　投手は「○○のダル」と言われ期待されますが、身体を持て余す投手が
　　多い中、投球が安定していて即戦力と言われていて期待に応えました。

・黒田博樹（1996年2位）上宮－専修大
　　大学時代有名だったのは、神宮球場で4年生の時にスピードガンが設置
　　されて初めて150kmを記録した選手です。身体が大きく球威もあるが
　　制球には多少難がある未完の大器として入団。学生時代にB’zのファン
　　だったこともあり「RED」が誕生

・平田良介（2005年1位）大阪桐蔭
　　有名ですが浪速四天王（鶴、辻内、岡田）の一人で高校生分離ドラフト
　　ながら全員1位指名。オリックスは辻内を外し岡田。結果は良かったね。
　　平田は右打ちで70本塁打で肩も足も良いということで人気でした。落合
　　監督が右へ大きな打球を打てるとゴリ押しで指名。

・筒香嘉智（2009年1位）横浜高
　　菊池雄星フィーバーをモノともせず地元横浜高校（和歌山出身）を入札。
　　筒香は、横浜高校で1年春から4番を打った怪物君。筒香は三塁手での
　　指名でしたが外野に転向して開花しました。菊池がプロを拒否したら
　　筒香は確実に競合したと思います。（予想アソビ2009年9月21日号）

★これは時間がかかりましたが面白いですね。結果的には高卒が8人で社会人は０です。また時間ができたら何かの題材で行いたいです。

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